【アメ車】1991年キャデラック ブロアム 四角いラグジュアリーセダンならこれで決まり!

史上最鏡を手に入れろアメ車クラシック

(旧車アメ車イメージ写真です)

 

【アメ車】1991年キャデラック ブロアム 四角いラグジュアリーセダンならこれで決まり!

キャデラックの中でも大きくて四角いスクエアボディーを備えた1991年ブロアムはアメ車ならではの魅力の詰まった車です。

大きくて四角いセダンをお探しならこの一台で決まりです!

カスタム車両も多くラグジュアリー系やハイドロでのダンシングヒーローなど様々なカスタムベースとしても魅力的なアメ車です。

キャデラックブロアムとは?

キャデラックのブロアムは1986年にGMキャデラックブランドのFRフルサイズモデルであったフリートウッドブロアムが販売終了し、それに伴ってFRフルサイズモデルの穴埋め目的でこれまでのフリートウッドブロアムからブロアムのみとして登場したキャデラックです。

ブロアムとしての生産台数などを言う場合にはフリートウッドブロアムから完全改名された1987年~1992年までを指すことが一般的です。

この状況はブロアムが登場する1年前の1985年にフルサイズモデルのセダン、キャデラックドゥビル(日本ではデビルと言われることが多いです)がダウンサイジングによってFRからFF化された事により、ドゥビル(デビル)の上級モデルとしてフリートウッドが誕生しました。

このフリートウッドブロアム登場の1985年からブロアム販売終了までの1992年までをキャデラックのブロアム期間とする場合もありますが、一般的には先にご紹介させて頂きました、ブロアムに完全改名された1987年~1992年をキャデラックブロアムの販売期間とされています。

この辺りの販売期間やフリートウッド、フリートウッドブロアム、ブロアム、ブロアムエレガンス等々私達日本人からしますと似た名称が多く混同しやすいのですがキャデラックブロアムと言った場合には1987年~1992年のFRフルサイズモデルのキャデラックセダンと思って頂けると良いです。

キャデラックブロアム詳細

販売期間

1987年~1992年

乗車定員

5人

ボディー形状

4ドアセダン

エンジンスペック

V型8気筒5.0L/5.7L

変速機(ミッション)

4AT

駆動方式

FR

全長

5,615㎜

全幅

1,915㎜

全高

1,440-1,460㎜

車両重量

2,000㎏

ホイールベース

3,085㎜

1990年にブロアムはマイナーチェンジをおこないます。

大きな違いはエクステリアのヘッドライト形状とモールディングデザインとなります。

特にヘッドライトがそれまでの片側2連の角目4灯から角目デザインそのままで一体化された角目ヘッドライトとなっています。

ただ、この1990年に日本に正規輸入されたブロアムはマイナーチェンジ前の角目2連ずつの4連ヘッドライトのままでした。

現在の中古車市場では逆に角目4連のブロアムは少なく多くは一体化された角目ヘッドライトのブロアムとなっています。

これは並行輸入車と1990年以降の一体化されたデザインのブロアムの数が多い為です。

よりノスタルジックなブロアムを求めている人は角目4灯のブロアムを狙うと良いですね。

角目一体型よりもインパクトがありカスタムベースとしてもおすすめです!

1992年に生産が終了したブロアムですが、この背景には1993年にFFフルサイズセダンラインナップのフリートウッドがサイズアップによってFRフルサイズセダンラインナップとなった為、ブロアムの役割が無くなり生産終了となりました。

フリートウッドのサイズアップによってキャデラックブランドでのFFフルサイズセダンラインナップがドゥビル(デビル)のみとなりました。

キャデラックブロアム生産台数

1987年

65,504台

1988年

53,130台

1989年

40,264台

1990年

33,741台

1991年

27,231台

1992年

13,761台

総生産台数

233,631台

ブロアム登場より生産台数は徐々に減りファイナルイヤーの1992年には登場した年の5分の1ほどになってしまっています。

ライバル車のタウンカーに比べて少々デザインの古さが要因となっていたのかもしれません。

好きな人にはたまらないスクエアボディーなのですが、常に新しいデザインを求める人にとってはブロアムの需要はさほど大きくなかったのです。

1991年キャデラックブロアムの魅力!

ブロアムの魅力は何と言っても四角いボディーの大きなセダンになります。

ヘッドライトなど全体的にスクエアデザインで男性的なアメ車となっています。

ライバル車としてリンカーンタウンカーがありますがこちらは対照的に女性的なデザインとなっています。

ブロアムは武骨な男らしいデザインが好きな人にはおすすめのアメ車になります。

特徴的なエクステリア

フロントフェイスまわりのクロームパーツが多くラグジュアリー感がとてもあるのも魅力です。

大きめのクロームメッキの施されたアイアンバンパーと中央の大きなクローム仕上げのグリルはブロアムの顔を決定付けているデザインとなっています。

さらにヘッドライト廻りのヘゼルやモールディング等クロームパーツが多くこのパーツをピカピカに磨いてあるだけでかなりの高級感が漂う車となっています。

現在の車両では少なくなってきたデザインのボンネットマスコット(ボンネットオーナメント)も付いていますので高級車として凛とした佇まいと雰囲気があります。

応接室の様なインテリア

キャデラックブランドの高級車だけあり、革張りのシートは乗る人を高級感で包んでくれます。

ドアの内張りなども皮張りになっていますので室内空間全体を統一感のある高級な空間となっているのも魅力です。

現在の高級車にも取り入れられているウッドパーツもふんだんに使われていますのでまさに移動する応接室といっても過言ではありません。

また、高級車ならではの後部座席の快適性も抜群ですので大切な人を乗せる車としても最適です。

後部座席用にフロントシートに取り付けられたアシストグリップや多目的ポケット等々移動中も快適に過ごせる装備が充実しています。

運転席も勿論運転する人にとって高級感を感じながらも快適に運転できる空間となっています。

ダッシュボードまでも革張りとなっていますのでドア反射も少なく安全に運転することができます。(ちなみに50年代のカラーボードなどは色によっては反射して見難い事もありました…)

ステアリングハンドルも当然革張りで細身のハンドルは手に馴染み軽快なハンドル操作が可能となっています。

メーターパネルなどフロントボード全体はウッドパーツがふんだんに使われていますのでその高級感を随所に感じることができます。

大人の為の高級車ですね。

カスタム手法が多彩!

キャデラックブロアムの魅力はオリジナル車両もそうなのですが、大きなスクエアボディーとその高級感にFR構造等から多彩なカスタムが可能なアメ車となっています。

例えばキャデラックブランドとしての高級感を前面に押し出したラグジュアリーカスタムや大きなボディーをハイドロによってホッピングさせるダンシングヒーロー、ハイドロやエアサスによって大きなボディーを着地させるローライダー等々カスタムの仕方は自由自在なアメ車なのです!

あなたの感性と好みであなただけのオリジナルブロアムを作ることができます。

どの様なカスタムにしようかなと迷っている人や予算などを気にする人は先ずはどの方向にも持っていけるベースとなるカスタムからはじめて見ると良いです。

どのカスタムをするにしてもキャデラックブランドの高級感は残してカスタムをおこなうかと思います。

この為高級感をさらにランクアップさせるカスタムを考えると良いです。

費用対効果の高いプチカスタムをおこなう事をおすすめいたします。

例えば現在では中古車での購入となるかと思いますので、先ずはクロームパーツ!

このクロームパーツをピカピカに輝かせましょう。

たったこれだけで見違えるように高級感が増し愛車への愛着もグンとアップします。

その後に通常ではクロームパーツになっていない場所をクローム化やボディーカラーに合わせてカラーメッキにするのも良いカスタム方法です。

アメ車のカスタムの基本はあなただけのオリジナルカスタムが出来ることが魅力の一つになります。

1991年キャデラックブロアムエレガンスのスペック

当時の新車価格

736万円

ボディー形状

セダン

駆動方式

FR

全長

5,625mm

全幅

1,960mm

全高

1,475mm

ホイールベース

3,085mm

ドア枚数

4枚

トレッド前/後

1,560mm/1,545mm

乗車定員

6人

室内長

1,915mm

室内幅

1,530mm

室内高

1,180mm

車両重量

1,920kg

型式

AC15B

エンジンスペック

V型8気筒 5.7L

最高出力

175ps(0kw)/4,000rpm

最大トルク

40.1kg/2,400rpm

燃料タンク容量

95L

使用燃料種類

レギュラーガソリン

ステアリング型式

リサーキュレーティングボールナット式

サスペンション型式(前)

ダブルウィッシュボーン式

サスペンション型式(後)

4リンク式

タイヤサイズ

P225/75R15

ブレーキ形状(前)

ディスク式

ブレーキ形状(後)

ドラム式

変速機

4AT

販売当時の新車価格や車両スペックからも高級車である事が分かります。

大きなボディーと大きな燃料タンクは広大なアメリカの車事情が良く分かりますね。

現在では価格は当時の半分以下で手に入り十分使用可能なスペックとなっています。

※カスタム内容やショーカークオリティーの車両は当時の新車価格を上回る車両も御座います。

1991年の他のキャデラックと比較してみましょう

グレード名

新車価格

ドア枚数

乗車定員

駆動方式

排気量

エレガンス

709万円

4枚

6人

FF

4.8L

ブロアムエレガンス

736万円

4枚

6人

FR

5.7L

60スペシャル

817万円

4枚

6人

FF

4.8L

当時のラインナップではブロアムよりも新車価格が高い60スペシャルやエルドラード(エルドラド)等もありましたが、FRフルサイズセダンではキャデラックブランドでも高級車の部類になっていました。

スクエアボディーのカスタムベースとなる高級車をお探しの人にはキャデラックブロアムはとてもおすすめのアメ車です。

まとめ

当時は日本は元よりアメリカでもキャデラックブロアムは高級車でなかなか手が出ない車両でしたが現在では手に入る価格帯となっています。

お手頃な価格で手に入れて自分好みのカスタムに仕上げることの出来る高級車としてとても魅力あるアメ車の一つです。

そのままオリジナルとしてオーバーホールやメンテナンスをして当時の高級感を味わっても良いですし、当時の高級感を残しつつ自分好みのカスタムを施していくのも良いですね。

ブロアムのカスタム定番と言えばラグジュアリー系とハイドロなどのホッピングやローライダーカスタムなのですが、私個人的には最近流行り出してきた当時の高級感とノスタルジックな雰囲気を残しつつ現在のハイテクな機能を追加していく快適で当時のアメ車の魅力を備えたバランスの良いカスタムがおすすめです!

羊の皮をかぶった狼的なカスタムも良いですね。

 

アメ車バンパー再メッキできます

1971年ビュイック リビエラ パンパーをリクロームしました

愛車はどのKING?

KINGチャート05

アメ車のメッキ手入れ

クロムメッキパーツのアメ車の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

  1. メッキング重ね塗布1回目
  2. メッキング重ね塗布2回目
  3. 重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

■見た目重視の場合は薄く

■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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