画像参照元…ホンダ公式ページ
コンパクトクルーザーのパイオニア『初代 REBEL(レブル)』
今やホンダのクルーザーラインを代表するレブルシリーズ。設定された排気量は250〜1100ccまでと幅広いラインナップも相まって、世代を越えて人気を博しているモデルです。特に無骨なデザインと扱いやすいクルーザースタイルは若者にも熱く支持されています。
そんな大ヒットを打ち出したレブルシリーズの始祖とも言えるのが『初代REBEL(レブル)』です。1985年4月に発売されたレブルは233ccの並列2気筒エンジン、いわゆるパラレルツインエンジンを搭載した異色のアメリカンタイプのクルーザーでした。
ライダーのヒップをすっぽりと覆ってしまう肉厚なシートに、足を前に出すフォワードステップ。大きく聳え立つワイドなアップハンドルによって作られる豪快なライディングポジションはまさにアメリカンバイクのそれ。デザインやコンセプトは違えどファッションバイクとしては十分に満足のいくスタイリングは、現行レブルシリーズに通ずるものを感じます。
また低く構えた車体に長いホイールベースによってもたらされる安定した走りも、クルーザーとしての高い性能を十分に感じさせてくれます。
王道のアメリカンスタイルでありながらもコンパクトな車体は、所有欲を満たしてくれるだけではなく、日常の足として気兼ねなく付き合っていけるのも魅力。今では小排気量でも快適なツーリングを楽しめるコンパクトなバイクも人気があります。初代レブルはそういったコンパクトクルーザーの先駆者のひとつであることは間違いないでしょう。
初代レブルは1985〜1996年まで生産されていました。その間に細かな仕様変更はあったものの大きなデザイン変更はされず、1999年の販売終了までそのアイデンティティを貫きました。
車名であるREBEL(レブル)とは直訳すると『反逆』。物騒なネーミングの様に感じますが、それには『自由に行動する』というテーマが含まれており、誰にも縛られず旅を楽しんで欲しいという願いが込められているのかも知れません。
目次
レブル 主要諸元 参考:1985年式
車体型式 | MC13 |
---|---|
エンジン型式 | MC06E |
エンジン種類 | 4ストローク直列2気筒2バルブSOHC |
エンジン冷却方式 | 空冷 |
排気量 | 233cc |
シリンダーボア | 53mm |
ピストンストローク | 53mm |
圧縮比 | 9.2:1 |
最高出力/回転数 | 21ps/8500rpm |
最大トルク/回転数 | 2kgf•m/7000rpm |
燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン始動方式 | セルフ式 |
トランスミッション | 5速MT |
全長 | 2115mm |
全幅 | 815mm |
全高 | 1100mm |
ホイールベース | 1460mm |
最低地上高 | 140mm |
車両重量 | 147kg |
燃料タンク容量 | 10L |
燃料消費率 | 55.0km/L |
乗車定員 | 2名 |
動力伝達方式 | チェーンドライブ |
フレーム型式 | セミダブルクレードルフレーム |
ブレーキ(前) | ディスク式 |
ブレーキ(後) | ドラム式 |
タイヤ(前) | 3.00-18 |
タイヤ(後) | 130/90-15 |
レブルの外観の特徴
初代レブルはオールドルックなアメリカンスタイルが魅力的。ツートンカラーのティアドロップタンク(年式によっては単色もあり)に肉厚なシート、アップハンドルにフォワードステップとアメリカンバイクの王道をゆくスタイリングです。
250㏄という小排気量を感じさせないどっしりとした見た目は、目の肥えたバイカーも唸るような重厚感を感じさせます。
セミダブルクレードルフレームに搭載された並列2気筒SOHCエンジンはソリッドなデザインで存在感があります。葉巻型のサイレンサーを装着したマフラーは左右2本出しという迫力のある仕様です。
当時のレブルのライバルといえばヤマハのビラーゴ250、カワサキのエリミネーター250あたり。しかしパラレルツインにオールドルックなアメリカンスタイルという組み合わせは、レブル特有のものです。
スタイリッシュになり復活した現行レブルシリーズとは違った趣のあるスタイリングも、初代レブルが今も尚、コアなファンに支持されている理由のひとつと言えるかも知れません。
またメッキパーツを多用しているのも魅力です。随所に散りばめられたメッキパーツの輝きはまさにアメリカンバイクらしい絢爛豪華な雰囲気を演出してくれます。
レブルのメッキパーツを史上”最鏡”に!
以上、ホンダ『初代レブル』のご紹介でした。現行のスタイリッシュなデザインのレブルシリーズを見るとその面影は無いように感じますが、初代レブルからも自由に旅を楽しむコンパクトクルーザーという同等のコンセプトを感じる、魅力的なバイクであることが分かるかと思います。
コンパクトな車体でありながらも重厚感のあるデザインはオーナーの所有欲を満たしてくれることは間違いないでしょう。
しかし、初代レブルも今となっては絶版モデル。いつまでも美しく保つには日頃の外装メンテナンスにも注意していきたいところです。
塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
メッキのサビ取りにはサビトリキング !(使い方)
メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。
そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!
サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。
使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)
メッキ磨きにはミガキング!(使い方)
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
メッキの保護材にはメッキング!(使い方)
愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。
そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ
様々なメッキ パーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。