画像参照元…ハーレーダビッドソン公式ページ
メッキ パーツが似合いすぎるFXBRSブレイクアウト114
『FXBRSソフテイル ブレイクアウト114』。何度かご紹介してきたバイクですがチョッパーカスタムを施したかの様な外観が魅力の一台で、メッキ パーツとの相性も良く人気のあるモデルです。トラディショナル&クラシックの王道スタイルを貫いてきたソフテイルシリーズでは尖った存在となるブレイクアウト114は、他に類を見ない魅力を放っています。
ブレイクアウト114のチョッパーライクな見た目は、1960年以前に使用されていたハードテイル(リジッドフレーム)のディティールを踏襲しつつもソフトな乗り心地を実現したソフテイルフレームとの相性も抜群で、まるでカスタムビルダーによって一からワンオフで制作されたかの様な独創性もあります。
低く構えられたハンドルにロングホイールベースのロー&ロングなシルエットはスピード感のあるスポーティな印象。フロント21インチホイールに輝きを放つ各メッキパーツにブラック塗装されたパーツのメリハリのある組み合わせなど、スタイルとしては先進的なニュースクールチョッパーの様な仕上がりです。
車名に冠された”ブレイクアウト(Break out)”というネーミングには”強行突破”を意味しており、まさに今までにない新たなステージへ向かって、強行突破するという破天荒なイメージが感じられます。その挑戦的なスタイリングと見事にマッチしたネーミングだと言えます。
目次
FXBRS ブレイクアウト114の主要諸元(2022年モデル)
- エンジン型式:Milwaukee-Eight® 114
- 種類:V型2気筒OHV
- 冷却方式:空冷
- 総排気量:1868cc
- 燃料供給方式:電子シーケンシャルポートフューエルインジェクション(ESPFI)
- 内径(シリンダーボア):102mm
- 行程(ピストンストローク):114mm
- 圧縮比:10.5:1
- 最大トルク/回転数:155N•m/3000rpm
- 使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
- 始動方式:セルフスターター式
- 変速機:リターン式6速MT
- 全長:2370mm
- 全幅:950mm
- 全高:1065mm
- ホイールベース:1695mm
- 最低地上高:115mm
- シート高:665mm
- 車両重量:305kg
- タイヤサイズ(前):130/60B21
- タイヤサイズ(後):240/40R18
- 乗車定員:2名
- 燃料タンク容量:13.2L
- フレーム型式:ダブルクレードルフレーム(ソフテイルフレーム)
- 動力伝達方式:ベルトドライブ
- ブレーキ(前):油圧式ディスク
- ブレーキ(後):油圧式ディスク
FXBRSブレイクアウト114の外観の特徴
ソフテイルフレームの美しいトライアングルにチョッパーライクなパーツチョイスで仕上げられたFXBRSブレイクアウト114。無駄を省いたシンプルなディティールでありながらもカスタム要素の強い唯一無二のスタイリングが魅力的です。純正をカスタムしたと言っても疑われる事は無いと思います。
ロー&ロングの車体はドラッグレーサーの様な出で立ちでもあり、低く構えられた一文字のバーハンドルにフォワードステップを組み合わせる事で、ライディングポジションは攻撃的なものになります。ハンドルライザー部分を見るとそこには、デジタルメーターと各種インジケーターランプがコンパクトに集約されています。大きなメーターを取り払いミニメーターへ換装するチョッパーカスタムに通ずるものを感じます。ハンドルバーもブラックに塗装されており、メッキパーツとの組み合わせでメリハリのある見た目です。
タンクは13.2リットルのピーナッツタイプのタンクが採用されています。チョッパーライクなコンパクトさと十分な容量を確保した絶妙なサイズ感です。サイドに飾られている『HARLEY DAVIDSON』のエンブレムもスマートなデザインとなっています。
足回りはフロントは21インチの大径ホイールにリヤは18インチ。シャープなデザインのキャストホイールもまたカスタム感の強いイカした雰囲気を醸し出しています。リヤに装着されているのは幅240mmのワイドタイヤ。迫力のあるリヤビューもブレイクアウト114の特徴でもあります。
フロントフェンダーとリヤフェンダーもそれぞれチョップしたかの様なデザインのショートフェンダーを採用。フェンダーひとつでもデザインや長さによっては、足回りの印象を決める大事なパーツです。
車体カラーは現行モデルでビビッドブラック・ガーントレットグレーメタリック・ミネラルグリーンメタリックの3色が用意されています。落ち着いたシックなカラーリングでまさにオトナのチョッパーと言えるカラーバリエーションです。クロームメッキパーツやブラック塗装されたマフラーとの相性も抜群です。
FXBRSブレイクアウト114のメッキ施工例のご紹介
今回オーナー様のご依頼で、ブレイクアウトのベルトカバーのメッキ加工を施工させていただきましたのでご紹介致します。
こちらが施工前です。マットな質感が特徴的です。
こちらが施工後です。曲線の滑らかさと細かいスリット部分の造形が強調されてかなり艶やかな雰囲気となりました。施工前のブラック塗装も引き締まった感じがあっていいですが、メッキ加工を施す事で、人とは違った個性をアピールする事が出来ます。
何よりブレイクアウトにはメッキ パーツが良く似合います。
メッキ パーツ を史上”最鏡”に!
以上、ハーレー ダビッドソン『FXBRSブレイクアウト114』の外観の特徴とメッキ加工の施工例のご紹介でした。
もちろん塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
メッキのサビ取りにはサビトリキング !(使い方)
メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。
そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!
サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。
使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)
メッキ磨きにはミガキング!(使い方)
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
メッキの保護材にはメッキング!(使い方)
愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。
そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ
様々なメッキ パーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。
メッキ加工も承ります
ハーレーダビッドソン FXBRSブレイクアウト114 ベルトカバー
メッキ前
メッキ後
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキング&サビトリキングを購入する
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。