画像参照元…ホンダ公式ページ
Sシリーズの金字塔『ホンダ・S2000』
オープンカーはいつの時代でも憧れのクルマの代名詞として一定の人気を誇っています。誰もが一度はオープンカーに憧れた事はあるのではないでしょうか?
今回ご紹介する『ホンダ・S2000』も思わずうっとりしてしまう様な魅力的なオープンカーで、颯爽と風を切る姿はまさにイケメンそのもの。そんなS2000の魅力について解説していきたいと思います。
1999年4月登場の『ホンダ・S2000』はホンダSシリーズの中でも最大排気量を誇るオープンスポーツ。ホンダにとってはS800以来、29年ぶりとなるFR車で発表当時から大いに注目されたモデルです。
ホンダ・SはFR・MR仕様のクーペ/オープンカーに与えられた称号で、1962年のS360の登場を皮切りにシリーズ化されており、そのどれもがクルマ史において名車と呼ばれてきました。最近ではミッドシップ軽オープンのS660の登場が記憶に新しく、多くの車好きを湧かせてきたシリーズです。
今回ご紹介するS2000もまた他とは一線を画すオープンカーとして一目置かれており、オープンカーというスペシャルティ感だけではなく、本格的なスポーツカーとしても非常に完成度の高い珠玉の一台となっています。
S2000の開発コンセプトは『新時代のリアルオープンスポーツ』。新たな走りの楽しさを実現するとして、クルマとドライバー、そしてオープンカーらしく外界との一体感に拘った新感覚のスポーツカーを目指して開発されています。またクローズドボディ同等の剛性を誇る事で高い運動性と安全性能を誇り、開放感がありながらも逞しさと安心感も持ち合わせています。
まさに全てを手に入れたかの様なS2000は”Sシリーズ”の集大成の様な完成度で、1999年の登場から2009年の10年間販売されていましたが、販売台数はあまりふるわず、およそ2万1662台程度。しかし完成度の高さと唯一無二のスタイリングとスペックには定評があり、生産終了した今でも一部のファンに愛され続けています。
S2000はそのSシリーズのネームバリューだけではなく、そのデザイン性も高く評価されています。端正な顔立ちのフロントフェイスは癖がなく、凛々しい印象です。シンプルではありますがインパクトが強く、一度見ればすぐさま脳裏に焼き付くデザインが魅力的です。
ホンダが追求したオープンスポーツカーとして今も尚、認知度は高く中古相場もかなり上がっている模様です。最終型となれば500万円を越える個体も存在し、プレミアがかなりついています。
目次
S2000主要諸元(1999年式)
車体型式
- 型式:GH−AP1
エンジン
- 型式:F20C
- 種類:直列4気筒4バルブDOHC
- 総排気量:1997cc
- 内径(シリンダーボア):87.0mm
- 行程(ピストンストローク):84.0mm
- 圧縮比:11.7:1
- 最高出力/回転数:250ps/8300rpm
- 最大トルク/回転数:22.2kgf•m/7500rpm
- 使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
- トランスミッション:6速MT
寸法
- 全長:4135mm
- 全幅:1750mm
- 全高:1285mm
- ホイールベース:2400mm
- 最低地上高:130mm
- 車両重量:1240kg
- トレッド(前):1470mm
- トレッド(後):1510mm
- タイヤサイズ(前):205/55R16
- タイヤサイズ(後):225/50R16
性能
- 乗車定員:2名
- 最小回転半径:5.4m
- 燃料タンク容量:50L
- 10•15モード燃料消費率:12.0km/L
構造
- ボディタイプ:ソフトトップ・オープン
- ドア数:2ドア
- 駆動方式:FR
- ブレーキ(前):油圧式ベンチレーテッドディスク
- ブレーキ(後):油圧式ディスク
開放感溢れるオープンスタイル
”S”の申し子であるS2000はやはりオープンスタイルが魅力的です。クローズ状態でもオープンカーであることを強調するソフトトップを採用。マットな質感の幌がかなりイカしてます。
開放感、そして外界との一体化を追求したオープンスタイルで、風を感じ、匂いを感じ、音を感じ・・・今自分がどこを走っているのか、走り抜ける道や風景を強烈に脳内にインプットする素敵な刺激を感じながらのドライビングが楽しめます。
特に秋口の涼しい季節や春先の暖かい陽気の中フルオープンで颯爽と駆け抜けるのはかなり気持ちが良さそうですね。その開放感もですが、オープンカーは所有欲を満たしてくれるのも魅力のひとつです。
迫力のロングノーズと凛々しいフロントフェイス
2リッター4気筒エンジンを縦置きにすることでロングノーズとなったS2000。スマートなボディにスッと通った鼻筋はまさにイケメンそのもの。また起伏のないフラットなエンジンフードはアルミ製で高い剛性を維持したボディながらも軽量化も図られているのも魅力です。
フロントフェイスも凛々しいデザインで、スマートなボディにマッチしたシャープなヘッドライトと小ぶりなグリルが印象的で、スピード感のあるスポーティーな雰囲気満載です。シンプルなデザインなので、普遍的に受け入れられ、時代が変わっても古臭さを感じない秀逸なフロントフェイスと言えます。
走りにストイックなパワートレイン
S2000は当時としてホンダの最新技術を惜しみなく注ぎ込まれた、新型の2リッター縦置き4気筒DOHC VTECエンジンを搭載していす。ボアストロークは87.0×84.0mm、圧縮比は11.7:1、最高出力は250ps/8300rpm、最大トルクは22.2kgf•m/7500rpm。
高レスポンス&高出力のエンジンで、回転域は5,850〜9,000rpmと広くF1マシン並のピストンスピードとも言われています。市販車でこれほどまで高回転のエンジンを搭載したクルマは珍しく、最高出力250psという驚異の馬力を誇っています。
世界最高水準とさえ言われたエンジンですが環境性能にも配慮されており、当時の排ガス規制を規制値を大幅に下回る値でクリアしています。クルマとドライバー間の一体化だけではなく地球環境を意識した、もうひとつの外界との一体化に尽力した隙のない一台となっています。
またAT車は設定されておらず6速MTのみ。クルマを操る楽しさ、走りへの拘りを追求したストイックさを見せつけてくれます。
清々しいシンプルな内装
S2000の内装は至ってシンプルです。走りへのストイックさを感じられるインテリアには余分な装飾はなく、ドライバーとクルマの対話に拘っているかの様です。
ドアを開いた瞬間に見える2シーターとステアリング、ドライバーズシートとパッセンジャーシートを分断するセンターコンソールにそびえ立つシフトノブ。それを見ただけでワクワク感が込み上げてくるのではないでしょうか。
S2000はまさに”S”の申し子とし、乗り込むだけでドライバーの潜在意識に問いかけてくる様な情熱を秘めています。
愛車をいつまでも美しく!
以上、ホンダの『S2000』のご紹介でした。ホンダ・Sシリーズの誇る2リッターモデルのオープンスポーツカーは、今でも多くのファンに愛されています。走りにストイックなスポーツ走行性能と剛性、秀逸なデザインのフロントフェイスなど、他を凌駕する魅力の詰まった一台で、今後もホンダの誇る名車として今後もその価値は上がっていくこと間違いなしです。
純正でももちろん魅力的なデザインですが、社外パーツやメッキパーツなどでドレスアップすれば、自分色に染まったオリジナリティ溢れる素敵な一台に様変わりします。そしてS2000の様な名車・絶版車を所有するのであれば、やはり外装のメンテナンスも十分に行っていきたいところです。
もちろん塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
愛車はどのKING?
クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング愛用者の声
「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。
メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!
メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。
拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
使用車種ヴェルファイアG's N様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
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メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
- 見た目重視の場合は薄く
- 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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