美しい輝きを放つハワイアンジュエリー。
しかし、身に付けているうちに「あれ?こんな色だったっけ?」と思うことはありませんか?
もし、ハワイアンジュエリーの色が購入時よりもくすんで見える場合は、黒ずみが進んでいるかもしれません。
本記事では、ハワイアンジュエリーが黒ずむ原因や素材別のお手入れ方法などについて詳しく解説します。
NAKARAIが展開している「3KING」で、ハワイアンジュエリーを新品のようにピカピカにする手順も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ハワイアンジュエリーの主な素材と特徴
ハワイアンジュエリーに使用されている主な素材は、「シルバー925」と「14Kゴールド」「プラチナ」の3つです。
以下では、それぞれの特徴について解説します。正しくお手入れするためにも理解を深めましょう。
1.シルバー925
シルバー925は、ハワイアンジュエリーに限らず、多くのジュエリーに使用されている地金の素材です。
この「925」という数字は銀の含有率(純度)で、92.5%のシルバーが含まれていることを表します。
リーズナブルな価格で購入できる傾向にありますが、変色しやすい特徴があります。
2.14Kゴールド
14Kゴールドは、ハワイで使用されている最も一般的なゴールド素材です。
「14K」は金の含有率のことで、58.5%のゴールドが含まれていることを表します。
なぜ、「14K=58.5%」になるのかというと、24Kが金の含有率100%であり、「24分の14=58.5%」となるためです。
ピンクゴールドやグリーンゴールドなど、カラーゴールドの発色がきれいに出る特徴があります。
3.プラチナ
プラチナは、レアメタルと呼ばれる希少価値の高い金属です。
人間に対してアレルギー反応を起こしにくく、 変色しにくい特徴があります。
普段使いの他、ブライダルシーンでもよく使用されている素材です。
ハワイアンジュエリーの黒ずみの原因
ハワイアンジュエリーが黒ずんでしまう主な原因は、「硫化」と「塩化」の2つです。
それぞれの現象について詳しく見ていきましょう。
1.硫化
硫化とは、ハワイアンジュエリーの成分と硫黄成分が反応し、黒ずみが発生してしまうことです。
硫黄成分は汗や硫化泉の温泉、入浴剤、空気中などに含まれています。
特にシルバーが硫黄の影響を受けやすいため、日頃のお手入れや保管方法に気を付ける必要があります。
2.塩化
塩化とは、ハワイアンジュエリーの成分と塩素が化学反応を起こすことです。
塩化によって発生した黒ずみや変色は、元の状態の戻すのが困難であり、研磨剤で表面の塩化銀皮膜を削る必要があります。
そのため、ハワイアンジュエリーは、塩化の原因となる塩素系漂白剤や塩素系消毒液、海水の近くには置かないよう注意しましょう。
こちらの記事も併せてご覧ください。
アクセサリーが錆びない方法4選!アクセサリーが錆びる原因についても金属のプロが解説
【素材別】ハワイアンジュエリーのお手入れ方法
以下では、黒ずんでしまったハワイアンジュエリーのお手入れ方法を素材別に紹介します。
1.シルバー925のお手入れ方法
重曹や歯磨き粉などでシルバー925の黒ずみを除去する方法もありますが、専用のクロスもしくはクリーナーを使うのがおすすめです。
ホームセンターやアクセサリーショップで1,000円程度で購入できます。
クリーナーも1回限りではなく、何度も繰り返し使用することが可能です。
【用意するもの】
- シルバークロスもしくはクリーナー
- やわらかい布またはティッシュ
【手順】
- クロスを使用する場合は、黒ずみが気になる箇所をこする。クリーナーを使用する場合は、クリーナーにシルバー925のハワイアンジュエリーを入れる
- 水で洗い流す
- やわらかい布またはティッシュでから拭き
シルバー925のハワイアンジュエリーに金メッキやゴールドコーティングがしてある場合、強く磨きすぎると表面に傷が付いてしまうため注意しましょう。
2.14Kゴールドのお手入れ方法
14Kゴールドの黒ずみが気になる場合はまず、専用クロスややわらかい布で拭いてみましょう。それでも落ちない場合は、ぬるま湯と中性洗剤を使用して黒ずみを落とします。
【用意するもの】
- シルバークロス
- やわらかい布またはティッシュ
【手順】
- 中性洗剤を溶かしたぬるま湯に数分間つけおきする。
- 黒ずみが気になる箇所を歯ブラシや綿棒などで軽くこすり洗いする
- 水で洗い流す
- やわらかい布でから拭き
ティッシュや研磨剤入りのクロスは表面を傷付ける可能性があるため、使用を避けるのが無難です。
3.プラチナのお手入れ方法
プラチナの黒ずみは、14Kゴールドの中性洗剤を使用したお手入れ方法と同じ方法で除去できます。
しかし、サンゴや真珠などの水に弱い宝石が付いている場合は、水に濡らさないように注意しましょう。黒ずみが気になる部分を乾いたやわらかい布で拭き、落ちない場合はジュエリーショップに相談するのがおすすめです。
仕上げに「メッキング」を塗布するとピカピカに!
ハワイアンジュエリーのお手入れ後に「メッキング」を塗布すると、新品のような美しい輝きを取り戻せます。
メッキ工房NAKARAIが展開している「メッキング」は、車やバイクに使用されることの多い薬品ですが、金属・メッキ製品であればどんなものにも使用可能です。
磨いたハワイアンジュエリーにメッキングを塗布すると、表面に膜が形成され、黒ずみの原因となる硫黄成分や塩素を遮断できます。
いつまでもきれいなハワイアンジュエリーの輝きを楽しみたい方は、ぜひ一度ご利用ください。
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ハワイアンジュエリーの黒ずみを防ぐ保管方法
保管方法の工夫によって、ハワイアンジュエリーの黒ずみを防ぐことが可能です。
以下では、ハワイアンジュエリーの黒ずみを防ぐ保管方法を3つ紹介します。
1.着用後はやわらかい布で汚れを拭き取る
皮脂汚れや化粧品の残りがハワイアンジュエリーの黒ずみにつながるため、着用後はやわらかい布で拭き取るようにしましょう。
水で汚れを落とした際は、水分をよく拭き取って乾燥させてから保管してください。
2.密閉性の高い容器で保管する
硫黄成分は空気中にも含まれています。
そのため、ハワイアンジュエリーを保管する際は空気と遮断できるような密封性の高い容器で保管しましょう。口が閉まるジップ付きの袋やアクセサリー専用の容器がおすすめです。
最近ではアクセサリーハンガーやトレーなどで見せる収納も人気ですが、常に空気に触れている状態となってしまうため、避けるのが無難です。
3.硫黄成分を含む物を近くに置かない
ゴム製品やパーマ液、ヘアカラー剤、洗剤などには硫黄成分が含まれていることがあります。
硫化してハワイアンジュエリーに黒ずみが発生する原因となるため、硫黄成分を含む物は近くに置かないようにしましょう。
ハワイアンジュエリーの頑固な黒ずみには「3KING」がおすすめ!
ハワイアンジュエリーの黒ずみ対策と輝きの維持には、「3KING」がおすすめです。
クロムメッキ用保護剤の「メッキング」とクロムメッキ用錆び取り剤の「サビトリキング」、メッキ磨き剤の「ミガキング」を使用することで、いつまでも美しいハワイアンジュエリーの輝きを保てますよ。
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