【アメ車】1994年 シボレー カプリスワゴン 充実装備のインパラ上位車種

史上最鏡を手に入れろアメ車クラシック

(旧車アメ車イメージ写真です)

 

【アメ車】1994年 シボレー カプリスワゴン 充実装備のインパラ上位車種

シボレーカプリスはインパラの上位パッケージとして登場して大人気であったため独立の車種として登場したシボレーのフルサイズモデルです。
シボレーのビンテージアメリカンとしてはベルエアやインパラと同系列の最上位モデルとなります。
今回はこのカプリスの魅力を大変人気のある第4世代1994年をメーンにご紹介していきます!

1994年シボレーカプリス

1994年シボレーカプリスは第4世代(1991年~2002年)のシボレーカプリスとなります。
この年代のカプリスは見た目が一新され現代の車に近い印象を受ける世代のアメ車になります。
登場時のビンテージアメリカンのデザインとは全く違いますがこの年代のカプリスはポリスカーとして同系列のインパラ同様に多く採用されています。
さらには海外でも大人気で第4世代のカプリスは有名なカー雑誌のアワードも受賞したとても人気の高いアメ車になります。
それでは先にカプリスの登場とシボレーカプリスの特別感をご紹介させて頂き第4世代の1994年シボレーカプリスはその後に詳しくご紹介させて頂きますね。

カプリスの登場はフォードへの対抗モデルだった

カプリスという名前が最初に登場したのは1965年でインパラの最上パッケージのグレード名として登場しました。
カプリスの名前が初めて登場した時はインパラの最上級グレードの名称でしたのでラインナップは4ドアハードトップのみでした。
この年代のアメ車に多い最上位グレードからの車種独立というかたちで新車種として翌年の1966年に2ドアハードトップと5ドアステーションワゴンをラインナップに加えて独立車種として正式リリースされました。
1965年のインパラ4ドアハードトップセダンの最上位グレードと合わせて3グレードでのシボレーの上位フルサイズモデルとなっています。
最上位モデルというだけあって特別なシートにウッドパネルのダッシュボード、カプリス専用ホイールカバーや専用モールディングなどシボレーフルサイズモデルの豪華なパッケージモデルです。

カプリスという名前は登場時のシボレー社販売本部長のBobLundが足しげく通っていたニューヨークにあるお気に入りの一流レストランの名前が由来とも言われています。
もう1つ有力説としてインディ500マイルレースで競技役員をしていたJamesPChapmanの令嬢の名前がカプリスでありその名前を使用した説もあります。
現在では確認する術がない為この2つの説のどちらかではないか?と言った感じです…カプリスを購入しようとしている人はマメ知識として覚えておくと良いかもですね。

シボレーモデルで最も豪華なモデル

1965年に登場して大人気のカプリスは翌年の1966年に独立車種としてラインナップを増やした後でも人気は衰えずフルサイズシボレーモデルの中でも特別な車種としてステータス性も十分で大人気でした。
GMの中でもシボレーは比較的大衆向けモデルを販売しているディビジョンではありますが、カプリスはその中でも特別感があります。
GMでは上位ディビジョンとしてキャデラックシリーズがありますがこのキャデラックシリーズにも引けを取らないモデルがシボレーカプリスなのです。
カプリスの殆どのモデルは登場時よりパワーステアリングにパワーウインドウ、パワーシートにレザートップさらにはエアコン等現在でも引けを取らないフル装備が搭載されています。
エンジンスペックもシボレーエンジンの数ある選択肢の中から最高のスペックのエンジン427cui(キュービックインチ)を搭載していました。
最高出力425馬力のV型8気筒エンジンはフルサイズボディーもものともしない加速を実現していて大きなボディーをズバーっと持っていく軽快なエンジンはまさにクルージングをしている実感を味わわせてくれる特別なアメ車になっています。
このエンジンやオプション内容はGMのキャデラックディビジョンのドゥビル(デビル)と同等のスペックとなっています。
ドゥビルはキャデラックの中でも廉価版モデルではありますがキャデラックと同等の内容をフルサイズシボレーで味わう事の出来る特別モデルという事で大人気の車種となっていました。

外観もベルエアやインパラとは一味も二味も違う豪華な内容となっていた為、特別感がありステータス性も十分だったことも人気の要因となっていますね。
一見した見た目は同じようでも細かい箇所での特別感が随所にちりばめられていてオーナーや同じシボレーユーザーからは特別感や満足感はとても大きなものとなっています。
通常のセダンやクーペモデルは当然ですが、ステーションワゴンも特別感があり1954年までラインナップされその後ラインナップからは失われていたボディーサイドのウッドトリムをカプリスのみ採用されている事も特別感がありステーションワゴンユーザーを満足させていました。

シボレーカプリス世代別年式表

シボレー カプリス 世代別年式表
第1世代(初代) 1965年~1970年
    前期 1965年~1968年
    後期 1968年~1970年
第2世代 1971年~1976年
第3世代 1977年~1990年
第4世代 1991年~2002年
第5世代(ホールデン) 1999年~2006年
第6世代(ホールデン) 2006年~2017年

初代カプリスは独立車種になる前の1965年モデルも初代カプリスとして扱われていることが多いです。
初代カプリスは1968年にバンパーグリルなどの採用によってそのスタイルが大きく変わりましたのでこの1968年を境に前期と後期として分けられる事もあります。
実際にシボレーのフルサイズモデル(ベルエアやインパラなど)はこの年式からシャープなスタイルへと変わっています。
また、カプリスのステーションワゴンはベルエアやインパラのステーションワゴンの名称同様に変わりカプリスワゴンではなくキングスウッド エステートに変わりました。
シボレーのフルサイズ ステーションワゴンはブルックウッド、パークウッド、キングスウッド等という名称となっていますが、日本ではこの名称よりも通常のフルサイズモデルの名称のままベルエアワゴンやインパラワゴン、カプリスワゴンといった名称で販売されていることが多いです。
ただ…日本で購入の場合は実際はブルックウッドなのにインパラワゴン等と言って販売しているケースなどもありますのでVINコードなどを確認して実際のグレードや名称を確認して下さいね。
購入後に実際購入したグレードと思っていたグレードと違っていた…なんて事も多々あるようです。
アメ車はグレードや車種などビンテージカーの場合詳しい人でなければパッと見では同じ車種と思ってしまうケースもありますので気をつけて下さい。

北米販売では第4世代までのカプリスとなりますが、第5世代以降のカプリスとしてGMのオーストラリアで展開しているメーカーのホールデンにてカプリスは製造され主に中東へ輸出販売されていました。
カプリスの名称となっていますが実際にはホールデン ステーツマンとなります。
カプリスとステーツマンの最も大きな違いはハンドルの位置となっています。
製造しているオーストラリアでは車は左側通行となっていますが、中東では車は右側通行となります。
この為、カプリスシリーズでは初のハンドルが右と左の両モデルが存在する世代となっています。

第6世代も同様にホールデン製でステーツマンのモデルチェンジに合わせてカプリスもモデルチェンジがされたモデルとなります。
実はこの世代のカプリスはGM製のアメ車の中で中東地域最大の売り上げを記録した車種でもあります!
ドバイやオマーンのポリスカーとしても採用されていますのでドバイなどへ訪れた事のある人は一度は見た事のあるアメ車かと思います。

第4世代カプリス フルモデルチェンジで一新されたデザイン

今回ご紹介する1994年のシボレーカプリスは第4世代のカプリスとなります。
この世代は見た目が大きく変わりこれまでのカプリスとは全く違うアメ車になったと言っても過言ではないぐらいの変化があった時期になります。
このフルモデルチェンジはこれまでのスクエアデザインから近代化された現在の車と同様の近代的なデザインに変わりました。
構造上では先代のモデルとさほど変わりはないのですが見た目は大きく変化をして第4世代に変わった1991年にはモータートレンド誌でカーオブザイヤーを獲得し大人気をおさめた車となります。
グレードはカプリスとその上級グレードのカプリスクラッシックの展開となっています。

第4世代の中でも1994年以降の車種には新設計されたエンジンの5.7L V型8気筒エンジンが搭載されたSSパッケージがあるのが特徴です。
260馬力の新型エンジンはとても力強く大きなフルサイズボディーを軽々と加速させ優雅なクルージングを可能としています。
当然追い越しなどの際にアクセルを踏み込めば力強く加速をしてスムーズな追い越しやグンと大きなボディーを持っていく加速感を味わうことができます。
フルサイズボディーだからこそエンジンスペックにもこだわりたいですね。
ボディーサイズはフルサイズボディーですので全長は5.5mを超え全幅は2.2m超えの大きなボディーとなっています。
大きなボディーだけあってその室内空間は広々としていて日本車では味わう事の出来ない空間となっています。
特にベンチシートで3人横に座った際にも余裕をもって座ることの出来る横幅は二人で座った時にはその広さを大いに味わうことができます。

ステーションワゴンタイプでは広大なラゲッジスペースは日本のミニバンに引けを取らない広さとなっています。
流石に高さはミニバンには敵いませんが2列目3列目のシートを収納する事によってフラットなスペースを確保することが出来乗車定員と広大な荷物スペースを確保する事が可能となっています。
ミニ版では無理な長いものもそのまま室内に納めることの出来る広大なスペースは疲れた際に寝そべっても良いですね。
場合によっては家のベッドよりも広いスペースでゆったりと休む事が可能です。
広大なラゲッジスペースは荷物は元よりカスタムを行う際にもアレンジ次第で無限の可能性を秘めているアメ車となります。

第4世代カプリスのおすすめカスタム

第4世代のボディースタイルにはスムージングなどのフラットカスタムはとても相性の良いスタイルとなっています。
全体的に曲線美を備えたボディーはスムージングポップドア等によってその印象をおおきく変えることができます。
大きなボディーもより大きく見せる事も出来ますのでおすすめです。
登場時から人気のローライダーカスタムのこの第4世代でも健在でとても相性の良いカスタムになっています。

他人と違うカスタムでラグジュアリー感を出したい人はパーツのクローム化によってラグジュアリー感を加えることができます。
モールディングを追加しても良いですし既存のパーツのクローム化などは簡単なプチカスタムとしても良いですし効果は抜群ですね。
カスタムに抵抗がある人や失敗しないかな?等心配な人は外観のエクステリアは後回しにしてインテリアのパーツのクローム化がおすすめです。
広い室内の既存のパーツをクローム化するだけで乗った人はとても豪華な印象をうけることができます。
運転している自分自身もそうですが乗せた人に対して室内のクローム化は目にしている時間が長く自分の乗せる人は親しい人などが多い為とても効果的なカスタムとなりますよね。
簡単で費用対効果の高いインテリアのパーツカスタムは私的にもおすすめのカスタムとなります。
カスタムに迷ってしまったら専門のショップスタッフに相談もおすすめです。
相談は無料でおこなってくれるショップも多くありますので一度相談してみるのも良いですね。

まとめ

第4世代の1994年シボレー カプリスワゴンは新型エンジンを搭載したパッケージもあり力強い加速感と優雅さを備えたモデルとなっています。
フルサイズボディーの大きな室内空間とラゲッジスペースにセダンやクーペに引けを取らない操作性や走行性能を兼ね備えたステーションワゴンは現在主流のミニバンの走行性能とは全く違います。
運転する楽しみも広大な荷物スペースさらにはゆったりとした乗車スペースどれをとても引けを取らない内容となっています。
一度カプリスワゴンを実際に見て乗ってみて初めて分かるその運転の楽しさと利便性!
ミニバン主流の今だからこそ乗って欲しいアメ車の一つになります!
高速走行の安定性や操作性能、フルサイズモデルなのに運転のしやすさも兼ね備えたフルサイズステーションワゴン。
一度体験してみてはいかがでしょうか?手に入れたら車好きになってカスタムしたくなりますよ。

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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アメ車のメッキ手入れ

クロムメッキパーツのアメ車の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

  1. メッキング重ね塗布1回目
  2. メッキング重ね塗布2回目
  3. 重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

■見た目重視の場合は薄く

■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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