【アメ車】1960年インパラ だけの特別な飛行機とテールフィン
1960年インパラだけにある特別な飛行機と3連テールにテールフィンなど全部付きのインパラはとても贅沢な仕様となっています。
インパラの良さと50年代のテールフィンを融合させた特別なインパラの魅力をご紹介します!
目次
シボレーインパラとは?
シボレーインパラは1958年にシボレーベルエアのグレードの一つとして登場しました。
正式なモデルイヤーとしては1959年のバットテールフィンにキャッツアイテールのインパラからになります。
今回はビンテージカーの良いところ全部のせの1960年インパラの魅力をご紹介していきます。
1960年のみ採用されたサイドモールディング
1960年のインパラの最大の特徴と言っても良いサイドのモールデザインはインパラの印象を大きく左右するデザインとなっています。
普通のモールディングだけではなく飛行機デザインの大きなモールディングが特徴的になっています。
ジェット機をモチーフにしたテールフィンやテールランプにボンネットマスコットなどこの年代のアメ車が目指した飛行機をそのまま採用したモールディングは好きな人にはたまらないデザインとなっています。
インパラの特徴的なフロントフェイス
1959年からインパラの顔とも言うべきフロントフェイスデザインが出来上がってはいますが1959年では眉毛のようなエアスクープが付いています。
このデザインがノスタルジックな雰囲気を出していて良いという人もいますが、インパラ好きな人の多くはこの1960年から1964年までのフロントフェイスが好きな人が多いですね。
ローライダーカスタムでハイドロやエアサス組んでと言ったローライダーカスタムでは定番となっているアメ車がこの年代のインパラです。
最近ではあえて定番を外しての1965年以降のインパラも増えてきてはいますが未だに人気なローライダーのカスタムベースはインパラグレードが初登場した1958年からビッググリルやビッグテール等と呼ばれている1964年のインパラとなっています。
左右2連の4連ヘッドライトに横長の大型グリルが特徴的なフロントフェイスです。
ボンネットマスコットはインパラが登場した1958年以降は採用されなくなってエムブレムのみとなっています。
コレはこれでスッキリとしたデザインとなっていますので良いですね。
洗車などの際にもボンネットマスコットは意外と大変だったんですよね…カッコ良くて好きなのですがお手入れがね…
その点この1960年のインパラはインパラのとくちょうてきなフロントフェイスにスッキリとしたボンネットラインで洗車などのメンテナンスも簡単になっています。
サイドの大型の飛行機モチーフも洗車の際には引っ掛かりなども無くスムーズに洗うことができます。
インパラの最大の特徴のテールデザイン
インパラとベルエアの違いを判断する為にこのテールライトデザインを確認する人も多いですよね。
そのぐらいインパラの特徴的なデザインとなっています。
インパラがインパラたるデザインといっても過言ではありません。
ステーションワゴンなどではこの限りではありませんが、ベルエアとインパラではテールランプの数が違っています。
ベルエアは左右に2連ずつの2連テールランプ(4連テールランプ)となっていますが、インパラの場合は左右に3連ずつの3連テールランプ(6連テールランプ)となっています。
このデザインも多くのカスタムで採用されていて3連テールにして1959年キャデラックのテールライトを組み込んで3連ロケットテールにカスタムなんてアメ車も良く見かけますね。
ロケットや飛行機のジェットエンジンをモチーフにしているだけあって飛行機ジェットエンジンをほうふつさせるデザインで男の子なら男心をくすぐるデザインですよね!
1960年インパラは女性的な丸みを帯びたデザイン
1960年シボレーインパラはインパラの特徴的なフロントデザインをしていますが全体的に丸みを帯びた女性的なデザインも持っています。
この為男性だけでなく女性にも人気のボディーデザインとなっています。
エッヂの利いたシャープな部分と丸みを帯びた優しいデザインの融合で多くの人を魅了する車両デザインとなっています。
私的にはインパラの中では一番好きなデザインの一つです。
1960年インパラはテールフィンまで付いている!
1960年のインパラの特別感はこのテールフィンが付いている事が特徴的です。
シボレーの場合1955年から1958年まではもうしわけ程度の控えめなテールフィンはありましたが本格的なテールフィンが付いているのは1959年と1960年の2年間だけとなります。
しかもこの2年間のテールフィンは特徴的なデザインでバットテールと呼ばれている特別なテールフィンとなっています。
キャデラック等のテールフィンは上に高く反り立ったデザインのテールフィンとなっていますがシボレーのこの2年間に採用されたバットテールは上に伸びるテールフィンではなく、蝙蝠が羽を広げたような横に広がるバットテールデザインとなっています。
これも特別感があって良いですね。
1959年ではインパラの特徴でもある3連テールはまだ採用されていません。
しかし、この1959年だけに採用されていたキャッツアイテールは好きな人にはたまらないデザインとなっています。
たった1年間だけ採用されたデザインですのでこのキャッツアイテールも特別感はありますよね。(好き嫌いがはっきり分かれていますが…)
1960年のインパラではインパラたるデザインの3連テールに更に特別なテールフィンのバットテールまで付いています。
インパラの最大の特徴をしっかりと持っていて尚且つ50年代のアメ車を代表するデザインのテールフィンまで付いている贅沢なインパラが1960年のインパラなのです。
クロームパーツが沢山使われた豪華な内装
1960年のインパラは50年代のベルエア同様に内装にもクロームパーツが沢山使われています。
高級車のウッドなどとは違った特別で豪華な内装を味わうことができます。
この年代のアメ車もダッシュボードや内装全てエクステリアと合わせてカラーリングされたとたるデザイン設計ですので外装の見た目のまま内装まで統一感のあるデザインとなっています。
運転する時は勿論ですが搭乗者や見物人すら魅了する特別なデザインとなっています。
見たら羨ましくなってしまうほど統一されたトータルデザインは現代の車よりも洗練されているのかもしれませんね。
この年代のスポーツセダンやスポーツクーペはスゴイ!
1960年のインパラに限った音ではありませんが、この年代のアメ車のボディーラインナップとして各グレードにスポーツセダンやスポーツクーペといったボディーラインナップがあります。
このスポーツセダンやスポーツクーペは通常のセダンやクーペとは全然違う魅力があります。
知っている人はこのスポーツタイプの違いは何処にあるのか分かっているかと思いますが似ていて非なるものと言っても良いでしょう。
通常のセダンやクーペの場合現代の車同様にサイドのデザインとしてAピラー、Bピラー、Cピラーと窓と窓の間に屋根とつなぐピラーが存在していますよね。
このピラーのうちBピラーが無くなってしまうのがスポーツセダンとスポーツクーペのボディー形状となります。
Bピラーが無くなってしまうというのはどういう事?と思ってしまう人もいるかと思いますが、実は単純な構造なのです。
窓そのものにBピラーの代わりになる軸を付ける事によってBピラーが窓を開けた状態の時に無くなる構造になっているのです。
この窓と一緒にドアにしまわれる事で窓を全開にした時フロントからリアまで遮るものが無い状態となります。
この状態はとても開放感があると同時に一見するとコンバーチブルのような状況を作れてしまうのです。
窓がピラーレスの状態ですのでトップが開閉する車に見えちゃうんですよね!
コレこそスポーツタイプが人気となっている最大の理由の一つです。
窓全開時の解放感はピラーが無いだけでとても大きなものになります。
しかも4ドアスポーツセダンの場合4ドアなのにピラーレスで開放的なのに加えてパノラマウインドウとなっていますので特別感がありますよ。
インパラはパーツが豊富!
インパラはローライダーのカスタムベースとして人気が高い為、純正パーツはもちろんですが社外品も沢山ありカスタムをするにも修理などのメンテナンスをするにもパーツの供給に困る事のないアメ車になります。
カスタムビルドされる事も多い為、自分自身にあったオリジナルカスタムを作る事も簡単に出来ちゃいます。
パーツの種類も多いですので予算や性能に合わせて選ぶことができますので購入後も安心して乗る事が出来るアメ車です。
トライシェビーの様に全てのパーツを新品パーツでそろえるのには困難かもしれませんが社外パーツなどを含めた種類や数であればインパラの方が多いぐらいになります。
修理やメンテナンスに関してもインパラは人気車両となりますので適切に扱って頂けるショップも多くマイナーなアメ車よりも安心してショップに任せることができます。
同じ年代ではカタリナ等が似たグレードの車両にはなりますが、シボレーインパラよりマイナーな車両になりますので少し不安になる部分もあります…あえてマイナーなアメ車に乗るのもレア感があって良いのですがビンテージアメリカンに慣れていない人はインパラのような人気のあるアメ車の方が維持しやすい車両になります。
まとめ
1960年シボレーインパラは欲しいものを全部集めて作ったビンテージアメリカンの全部のせといった車両になります。
インパラの特徴的なフロントフェイスに50年代を代表するテールフィン、さらにはインパラを確認する為の3連テールにサイドにある大きな飛行機モチーフのモールディング!
どれをとっても欲しかったものばかりを集めたオールディーズアメリカンカ―です!
アメ車に乗ってみたいけどメンテナンスや維持する不安や どれもカッコ良くて迷ってしまう人には最適のアメ車の一つになります。
その中でもおすすめはスポーツセダンとスポーツクーペですね。
あのピラーレスデザインの開放感のある窓は運転して走った時にこそ実感できる最高のアメリカンです!
コンバーチブルよりもメンテナンスしやすく解放感と特別感を味わうならスポーツタイプ1択ですね。
是非その目で一度全部のせの1960年インパラスポーツセダンとスポーツクーペを見てみてください!きっと気に入りますよ。
シボレーインパラ のメッキ手入れ
クロムメッキパーツのシボレーインパラの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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