(旧車アメ車イメージ写真です)
【アメ車】1957年シボレー コルベット 生産継続を決めた大人気モデル!
アメ車のシボレーコルベットは皆さんご存知ですよね!
アメリカを代表するスポーツカーの一つになります。
今回はコルベットのC1と呼ばれる初期モデルの中からコルベット生産継続を決定付けた大人気モデルの1957年コルベットの魅力をご紹介していきます。
目次
コルベットとは?
コルベットはアメリカを代表するスポーツカーの一つになります。
世界の車の中で最も長く同一名称で販売されたスポーツカーでもあります。
シボレーより1953年にGM(ゼネラルモーターズ)のコンセプトカーとしてモトラマショーで衝撃のデビューを果たした流線型スポーツカーとなります。
同1953年の6月30日に生産台数なんと300台の限定販売車両としてデビューした特別な車となります。
当然この1953年モデルのコルベットは現存するモデルが少なく希少な初期モデルC1の中でも特に希少価値が大変高いアメ車となります。
コルベットは基本設計として2シータースポーツモデルとして販売され大変人気も高くコルベットを参考にしたスポーツカーも多く存在しているほどです。
アメ車好きでは無くてもスポーツカーが好きな人にも大変人気のある車ですね。
中でも今回ご紹介するC1の1957年コルベットはビンテージカーやノスタルジックカーが好きな人、アメ車が好きな人、スポーツカーが好きな人等多くの人を魅了するモデルとなっています。
C1の中でも当時人気のあったモデルとなりますので現在でも状態の良いコルベットは現存していますのでガレージの宝石といわれるC1コルベット是非一度は見て触って乗ってみて欲しい車両となっています。
コルベットは現在でも多くのパーツを供給できる環境になりますのである程度の状態であればレストアも可能となっていますのでベース車両をお買い得に購入をしてコツコツと仕上げていくのも大人の趣味として最高ですね!
オリジナルレストアも良いですが自分好みにカスタムをしてみるのも良いかもですね。
大人の趣味としてレストア修理をしながら構造を学んでいくのもとっても楽しいですよ。
1957年シボレー コルベット VINコード
CHEVROLET |
VE57S ※※※※※※ |
コルベットのVINコードは同じ1957年モデルのシボレーと違い※部分の数字以外は同じVINコードになります。
コルベットの場合は1957年式の場合VINコード VE57Sはどのコルベットでも同じです。
1957年のシボレーと言えばトライシェビーと呼ばれて大変人気のあるベルエアですよね。
今でもネジ1本から新品で手に入れることができますので大変人気がありフルレストアされたほぼ新車というビンテージカーを実現させることが出来ているアメ車になっています。
今回は同じ1957年のシボレーのVINコードチャートも記載しておきますのでご参考にして下さい。
VINコードは左からエンジン、シリーズ(モデルデザイネーションコード)、モデルイヤー、アッセンブリープラント、Sequenceナンバーとなります。
1957年VINコード モデルデザイネーションコード
搭載エンジン | シリーズコード | シリーズ |
直列6気筒 | A | 1500(except1508) |
B | 2100 | |
C | 2400 | |
D | 1508 | |
V型8気筒 | VA | 1500(except1508) |
VB | 2100 | |
VC | 2400 | |
VD | 1508 | |
VE | 2900(コルベット)※ |
1957年のエンジンは直列6気筒エンジンとV型8気筒エンジンの2種類となります。
V8は通称オレンジブロックとブルーブロックと呼ばれるエンジンが搭載されています。
フードを開けてエンジンを見るとブロックの色が付いていますので良く分かります。
また、ロチェスターのフューエルインジョクションという特別モデルもあります。
このフューエルインジェクションは見た目が明らかに違いますのでフードを開けたら一目瞭然です。
エクステリアのエンブレムなどもフューエルインジェクションエンブレムとなっていますのでその特別感は分かるかと思います。
今回ご紹介しているコルベットはシリーズ2900のVEコードの車両となります。
ちなみにシリーズ1500は150(ワンフィフティー)、シリーズ2100は210(ツーテン)、シリーズ2400はベルエア、シリーズ1508はセダンデリバリーとなっています。
1957年VINコード アッセンブリープラントコード
レターコード | アッセンブリープラント | ボディータイプ |
A | ジョージア州 アトランタ | 1 |
B | メリーランド州 ボルチモア | 1 |
F | ミシガン州 フリント | 1 |
J | ウィスコンシン州 ジェーンズビル | 1 |
K | ミズーリ州 カンザスシティー | 1 |
L | カリフォルニア州 ロサンゼルス | 1 |
N | オハイオ州 ノーウッド | 1 |
O | カリフォルニア州 オークランド | 1 |
S | ミズーリ州 セントルイス | 1、2 |
T | ニューヨーク州 タリータウン | 1 |
1:パッセンジャーカー、2:コルベット |
アッセンブリープラントコードを見ることでその車がどこで作られたのかが分かります。今回ご紹介しているコルベットはSコードのミズーリ州セントルイスのみで作られていたことがわかりますね。
このコードもコルベットは固定コードになります。
逆にこのコードが違う場合はコルベットではないという事になりますのでお気をつけ下さい。
稀にレプリカも御座いますので…
コルベットが長く生産されるきっかけとなった1957年
1957年のコルベットはこれまでに比べて大幅な販売台数アップとなりシボレーが生産継続を決定する事になった重要なコルベットになります。
1957年モデルの見た目は1956年にマイナーチェンジされたモデルと同様の見た目となっています。
コルベットC1モデルの中期モデルですね。
C1の初期モデルは1953年に300台限定販売されたコルベットから1955年までのコルベットになり1956年と1957年モデルが中期モデル1958年以降が後期モデルとなっています。
1957年モデルの人気から1958年モデルでは更なるマイナーチェンジが施されベルエア系同様のマイナーチェンジが施されています。
大きな見た目の違いとしてヘッドライトが分かりやすい変更箇所となっています。
C1初期モデルはヘッドライトが凹んだ場所にありワイヤーメッシュで覆われたデザインとなっています。
C1中期の1957年モデルではヘッドライトのワイヤーメッシュが無くなりベルエア等と同様のヘッドライトがつきでたデザインとなっています。
C1後期の1958年モデルではベルエア系同様のマイナーチェンジでヘッドライトが片側2連の4連ヘッドライトに変わっています。
1958年からグレードモデルとして登場したインパラの代表的なインパラデザインと言っても良いデザインとなっています。
1957年コルベットの魅力
1957年のコルベットの魅力は何と言ってもその見た目ですね!
とても統一感がありコルベットはこの時期から既に完成されていたデザインといっても過言ではない程に洗練されたデザインとなっています。
フロントフェイスはシンプルでいながらもしっかりと主張している優雅な見た目のフロントフェイスです。
大きな丸めのヘッドライトの下に小柄なターンシグナルの配置。
中央株にあるフロントグリルは中央のサイドバーから上下につきでた特徴的でありまとまったデザインのクロームグリル。
バンパーは一般的なフロント下部を端から端まで覆うデザインではなく必要な場所にのみクロームバンパーを配置する事でスッキリとさせ各パーツの纏まりを促す効果を発揮しています。
ヘッドライト下部のフロント両サイドにクロームバンパーとグリル部分に2ヵ所オーバーライダー系クロームバンパーとなっています。
コルベット専用のエムブレムは初期モデルに比べて大きくなりコルベットらしさがより出ています。
ボンネットフードには1957年のベルエアにあるようなデザインでベルエアのロケットオーナメントが無いデザインとなっています。
フロント上部の一番の大きな特徴は両サイドのフェンダー付け根部分にあるスクープになります。
開発当初は本当に使用できるエアスクープとしてデザイン開発されましたが、実際の販売車両はこのエアスクープはダミーとなりエアースクープデザインのみとなります。
しかし、このエアスクープがある事でよりスポーティーなイメージとなっていますので使えない状況でもデザインはそのままにした事はとても良い結果だったと私は思います。
ボディーサイドのトリムデザインも特徴的でツートンカラー仕様の車両ではこのクロームトリム内と外でカラーリングを変えたデザインとなっています。
このトリムデザインと特徴的なツートンカラー仕様によってさらに流線型デザインを纏めることになっています。
全体的に丸みを帯びた流線型デザインであるにもかかわらずとてもスポーティーでまとまったデザインは人気が出た理由がその見た目でも良く分かります。
リアデザインも初期モデルと違いテールランプが大きく異なります。
C1初期の1953年~1955年モデルでは小さな丸いテールランプがリアにテールランプ部分のみつきでたデザインとなっています。
ロケット風デザインでこのデザインもとても良いのですが1956年以降のモデルではこのつきでたデザインは無くなり流線型のラインのまま余分なでっぱりは無くなったリアデザインとなりました。
この為テールランプは丸みを帯びたリアフェンダー上部に縦型にマッチするように配置され一体感のあるデザインとなっています。
1958年以降の後期モデルも同様の一体感のある縦型テールランプが採用されています。
インテリアもこの年代の他のアメ車同様にエクステリアと統一感のあるカラーリングとデザインとなっています。
ダッシュボード野カラーリングによってはフロントへの反射が多少気にはなりますが問題ない範囲内です。
慣れていない人は気になるかもしれませんので専用のカーペットなどを敷くと良いかもしれませんね。
1957年コルベットのおすすめカスタム
1957年コルベットのおすすめカスタムは何と言ってもオリジナルカスタム(レストア)がおすすめではありますが、予算や人とは違う自分なりのオリジナリティーも欲しいですよね。
そんな人にはこの年代のアメ車の特徴であるクロームパーツを部分的に増やすカスタムがおすすめです。
既存のクロームパーツをリクロームするだけでもこの年代のアメ車はとても煌びやかで豪華な印象に変わりますのでこの光るパーツ、クロームパーツのクロームメッキをキレイにしましょう。
私的おすすめのカスタムで予算はそこまで掛からずに確実に印象を大きく変える事の出来るタイヤのカスタムがおすすめです。
現在の車の多くは黒いラジアルタイヤとなっていますよね。
現在中古販売されているコルベットも同様で現在の道路環境に合わせたラジアルタイヤとなっている場合が多いですのでこのタイヤをホワイトウォールタイヤに変更するカスタムがおすすめです。
タイヤは安全面としてもいずれ交換するパーツとなりますので早めに交換をしてその際にホワイトウォールタイヤもしくはホワイトリボンタイヤに変更するといためが大きく変わってよりアメ車らしさが出ますよ。
この時に可能であればホイールもついでにカスタムできると良いですね。
ホイールのおすすめは鉄チンと呼ばれるスキールホイールのままで十分です。
ただ、このホイールをボディーと同色にカラーリングをおこなって下さい。
そこにクロームメッキされたホイールカバーをつけると当時のオリジナルのバイアスホワイトウォールをはいてホイールにメッキスピナーカバーやラリーホイールの様なとてもオシャレでカッコ良いカスタムが完成できます。
基本的に迷ってしまったら光る系パーツのクロームメッキのリクロームや部分的なクローム化。
タイヤをリボン付きかウォールタイヤへ変更。
タイヤは当時のバイアスタイヤでは雨の日に不安ですのでラジアルタイヤのホワイトウォールタイヤ若しくはホワイトリボンタイヤにして下さいね。
その際にラリーホイールに変更やホイールのカラーリングをすると更に良いですね。
ラリーホイールの場合はクロームメッキにしてもカラーリングでもどちらでも良いですね。
まとめ
1957年のコルベットは生産継続を決定付けるほどに人気を得たアメ車だけあってとても洗練されたデザインで今でもそのデザインは完成されたデザインといっても過言ではありません。
古い車両となりますので現存する数は減る事はあっても増える事はありません。
この為ビンテージカー好きの人やアメ車好き、スポーツカー好きのコレクターの人にとってはガレージにある宝石の様な感覚と言っても良い車となります。
大きさも他の大きなアメ車と違って2シータスポーツカーのコルベットは比較的コンパクトで乗って良し、見て良し、飾って良しと通常の様に運転してもインテリアとしても様々な面で活躍できるコレクターアイテムですね!
今だからこそ手に入れたいアメ車の一つです。
愛車はどのKING?
アメ車のメッキ手入れ
クロムメッキパーツのアメ車の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
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