メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くとディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。
「それはメッキングをしたからです!と言いました!」
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています!ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
【ヴェルファイアG’s N様】
【新車購入!メッキのお手入れ大丈夫!?】
メッキパーツというのは古くから車やバイクに欠かせないドレスアップのマストアイテムです。旧車となるとメッキパーツを贅沢に使用したものも多いですが、現代では新車にはマット系のパーツが採用されている事が多く見られる様になりました。そんな中でもメーカーエンブレムやドアノブなどにさりげなく使用されている事があり、車やバイクとメッキは切っても切れない関係にあります。
しかしメーカーオプションのドレスアップしたパッケージやオプションパーツ、社外パーツでもメッキをふんだんに使用されている事も多く、「愛車を美しく飾るアイテム」という点ではやはりメッキに変わるものはそうそう無いようです。
新車購入の為にディーラーへ行き、カタログやスペック表を見ながら「どのオプションを付けようか?ドレスアップパーツはどうする?・・・」買う前からワクワクは止まりません。
最近では半導体不足で納車が遅れ気味なので、お預けをされた状態で首を長くして待っている方も多いでしょう。「俺の愛車はまだかな?」未だ見ぬ愛車に想いを馳せながら納車される日を待つ・・・新車購入というのは何事にも代え難い人生の大きなイベントのひとつだと思います。
そんなドラマが有りながらオーナーの手元に訪れる新車。興奮と喜びで愛車に乗り込み行くあても無くドライブへ・・・そして新しく迎えた愛車を洗車する・・・
その洗車ちょっと待った!!!
洗車するのはとってもいい事ですが、その洗車メッキパーツを傷めていませんか?せっかく新車で購入した愛車なのに間違ったお手入れをするとメッキはくすんだり傷んだりするだけでは無く、寿命はぐんと短くなってしまいます!
今回は新車購入する方にこそ教えたい『ディーラーじゃなかなか教えてくれないメッキのお手入れ方法』についてご紹介したいと思います!※中には教えてくれるところもあると思います!
【メッキについて知ろう!】
そもそもメッキとはなんなのか?そこから分かりやすく解説していきます。
メッキとは表面処理技術のひとつで、金属・非金属問わず表面に薄い金属の膜を作ったものです。意外と知られていませんが、漢字では『鍍金・滅金』と書きます。
このメッキ加工技術はとても歴史が古く、発祥については諸説有りますが日本における最古のメッキ加工は4〜5世紀頃の甲冑に施されたとされています。しかしこれについても不明な点が多く、起源や日本への伝来に関しては謎の多いミステリアスな表面加工技術なのです。
そんなロマンある技術は、煌びやかな見た目と素材を保護するという面で車やバイクに使用に非常に適しており、現代に至るまで長く採用され続けています。
そんなメッキ皆さんは既にご存知かも知れませんが、クロームメッキの表面は非常に滑らかでは有りますが、手で触れても分からないレベルの無数の穴が空いているのです。もちろん肉眼ではその穴を見ることは出来ません。
無数に空いた穴に水分や汚れといったものが蓄積していきます。その汚れや水分が侵入した先にあるのはクロームメッキ加工の下地となるニッケルメッキです。このニッケルメッキはもちろんクロームメッキよりも防錆性に乏しく、水分や汚れによって錆てしまいます。それが点錆として表面に現れているのです加工ですが、その種類も様々で主に車やバイクに使用されているのは『クロームメッキ』という種類のものです。クロームメッキとは読んで字の如く金属の一種である『クロム(Cr)』を使用したメッキの事です。
特性としては高硬度・耐変色性・耐蝕性・防錆性に優れたメッキの中でもかなり高品質な分類に入ります。また表面も非常に滑らかで、ツルンとした触り心地で金属らしからぬ優しい質感も特徴です。このような特性から野外保管や走行の多い車やバイクのパーツに適しており、ほとんどのメッキ加工がこのクロームメッキ加工が施されているのです。
車やバイク以外にも実はもっと身近な所でも使われており、洗面所やキッチンの蛇口や工具などにもこのクロームメッキ加工は施されています。
そんな私たちの生活にも身近なクロームメッキですが、お手入れの仕方を一歩間違えれば輝きを失ってしまう可能性もあるのです。
【メッキのお手入れNG行為4選!】
1、水洗い
水洗いの何がダメなのか?水が無いとメッキどころかボディも洗えないじゃ無いか!と思うかも知れません。悪いのは水洗いでは無く、その水の成分がダメなのです。
水道水にはミネラル成分が含まれています。このミネラル成分がメッキ表面に水垢として白い汚れを発生させます。メッキに限った事では無く窓やボディの塗装面も同じです。
水洗いをして拭き残しなどで水滴が残ったままだとそこが乾いて水垢となってしまいます。つまり『水洗いをして拭き上げない』というのが非常にマズいのです。特に日差しの強い夏場となるとより乾くのが早いので注意が必要ですね。
対処法としては屋根下など日陰で水洗いをして出来るだけ早くサッと拭き上げるのがポイントです。
またクロームメッキの表面は非常に滑らかでは有りますが、手で触れても分からないレベルの無数の穴が空いているのです。もちろん肉眼ではその穴を見ることは出来ません。
無数に空いた穴に水分が侵入していきます。その水分が侵入した先にあるのはクロームメッキ加工の下地となるニッケルメッキです。このニッケルメッキはもちろんクロームメッキよりも防錆性に乏しく、水分や汚れによって錆てしまいます。それが点錆として表面に現れているのです。それほどクロームメッキというのは意外な繊細さを持っているので、水洗い後の拭き上げは非常に重要になってくるのです。
2、粗いタオルで拭き上げる
水分をサッと拭き上げるのは非常に重要ですが、その拭き上げ用のタオルも正しいチョイスが必要です。目の粗いゴワゴワしたタオルでメッキの表面を拭き上げればいくら高硬度のクロームメッキでもスクラッチ傷が入ってしまいます。メガネを紙やすりで拭いているようなものです。
セルフの洗車場にサービスで置いてくれている拭き上げ用のタオルも、中にはかなり使い古されているタオルもある事があるので要注意ですね。家で洗車する際もお古のハンドタオルを車の拭き上げ用に使おうと思う方もいるかも知れませんが、一見柔らかく見えるタオルの生地や糸は思った以上に硬いので使用を控えた方が良いでしょう。
メッキだけでは無くボディ全体に言える事ですが、拭き上げに使うタオルは柔らかい専用のクロスを使いましょう。
3、ゴシゴシ磨く
頑固な水垢や汚れを発見したら思わずゴシゴシ磨いてしまいそうになりますね。これは先ほどの『2、粗いタオルで拭き上げる』と共通しますが、もし柔らかい専用クロスでも力いっぱい磨けばクロームメッキの表面にダメージを与えてしまいます。
ある程度硬さのあるクロームメッキですので、最初はそこまで無くてもそれを洗車の度にしていればくすみや傷の原因になってしまいます。
メッキの表面は赤ん坊を撫でるように優しく磨く用にしましょう。そうならない為には『1、水洗い』の注意点をしっかり抑えておくのが重要ですね。
磨くという行為はメッキを美しく保つには重要なプロセスですが、裏を返せば傷を付けやすい行為でもあります。なんだか矛盾していますが『メッキを磨く回数を減らす』事がメッキを美しく保つ為のポイントとなっています。
そのメッキを磨く回数を減らす方法は記事の後半でご紹介します!
4、研磨剤入りワックスを使う
綺麗に拭き上げたあとはいよいよワックス掛け・・・しかしそのワックスは本当に大丈夫でしょうか?時折、メッキ用ワックスを謳った商品の中には逆にメッキの寿命を縮めてしまうワックスも存在します。
どの様なワックスが寿命を縮めてしまうのかと言うと、研磨剤やコンパウンドの入ったワックスです。これらのワックスを使えば一見綺麗になった様に見えますが、それは実は表面を削って滑らかにしたに過ぎません。
この間違ったワックス選びをしてしまうといずれメッキ表面自体を剥がしてしまう可能性もあるのです。特にクロームメッキは非常に薄い塗膜ですので、これらのワックスとの相性は最悪です。
研磨剤入りワックスは使用せず、専用のケミカルで磨く事が愛車のメッキを美しく保つ鍵となります!
【メッキ磨きにはミガキング!】
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
【メッキの保護材にはメッキング!】
愛車のメッキがメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!NG行為でもあった様に研磨剤入りのワックスを使えばせっかくの美しいメッキが台無しになってしまいます。
そこでメッキの保護に適したケミカルが『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
【新車購入時こそメッキの保護を!】
せっかく新車で購入した愛車であればやはりいつまでも綺麗に乗っておきたいものです。購入してすぐ売る事を考える方はそうそういないですが、美しく外観を保つことは愛車の価値を損なわない要素として重要なポイントになってきます。
新車購入時こそ、ミガキングで優しくお手入れをしてメッキングで保護をしてあげるのが非常に重要です。正しいお手入れと正しいケミカル選びでいつまでも美しく愛車を保っていきましょう!