【一風変わったストリートバイク『バンバン200』】

最近になって様々な角度からバイクの人気と言うのが再燃してきています。ソーシャルディスタンスが求められる現代ではバイクとという趣味はまさに一人でも、集団でも距離を取りながらツーリングを楽しむ事が出来、キャンプブームにおいてもそのツールの一つとしてアドベンチャーバイクやオフロードバイクなんかが人気を博しています。

また持たざる美学がまかり通る『ミニマル思考』な方々に対しては大型バイクではなく、程よい排気量の250cc前後クラスのバイクも人気で、各メーカーは軒並みミドルクラスのラインナップを充実させています。

そんな中、自分の色を大事にした個性派な方々が考えるのはやはり「人とは被りたくない」では無いでしょうか?流行りに乗って人気モデル・人気車種に興味が向くのは自然で魅力的に感じるとは思いますが、せっかく乗るなら人とは違うバイクに乗りたいと言う気持ちは少なからずあると思います。

外車をチョイスすれば確かに人とは被らないし、目立つ事間違い無しですが初めてバイクを

購入する方や、予算的にある程度の限りがある方にはハードルが高いのが正直なところだと思います。そこで私が提案する個性派なバイクがスズキ『バンバン200』です。

バンバンシリーズは1971年8月に発売されたバンバン90が始まりです。レジャーバイクとして売り出されたバンバン90は小型ながらファットなバルーンタイヤにアップマフラーといったデザインが特徴的で、フレームに空気入れが搭載されており場所を選ばずどこでもタイヤの空気圧が調整できると言う一風変わったバイクでした。

その後は50cc・70ccと小排気量を中心にラインナップを増やし、2002年にバンバン200が登場。生産終了は2017年9月と意外にもロングセラーなバイクでした。

正直言ってそこまでスピードを出す様なバイクでもなければ、ぶっちゃけ人気がある訳でも無いバイクですが、そんなちょっと惜しいところに愛嬌をビシビシ感じるバイクなので、今回はこのバンバン200の魅力について語っていきたいと思います。

【バンバン200の主な仕様】

バンバン200はおよそ12年間の長い販売期間では僅かなマイナーチェンジと特別仕様車以外は大きな変化はなく、そのスタイリングを維持し続けました。2007年のマイナーチェンジでオイルクーラー搭載のフューエルインジェクションへ仕様変更もされたいた様ですが

残念ながら排ガス規制により製造中止となってしまいました。

実は密かなファンもいる様で普通にバイク選びをしていればまず候補に上がってこない様なバンバン200(失礼)を敢えて選び乗り続けるライダーもいる様です。私の知り合いにもこのバンバン200が大好きで、長年乗り続けていたバンバンファンがいらっしゃいました。

そんなバンバン200の主な仕様はこの様になっています。今回は2016年式の最終型のものをピックアップしました。

〈エンジン〉

・型式:H403

・種類:単気筒 4ストローク OHC

・冷却方式:空冷

・総排気量:199cc

・燃料供給方式:キャブレター

・内径(シリンダーボア):66.0mm

・行程(ピストンストローク)58.2mm

・最高出力/回転数:12kW(16ps)/8000rpm

・最大トルク/回転数:15N•m(1.5kgf•m)/6500rpm

・燃料種類:レギュラーガソリン

・エンジン始動方式:セルフスターター式

・エンジン潤滑方式:ウエットサンプ

・変速機:リターン式5段変速

〈寸法〉

・全長:2140mm

・全幅:865mm

・全高:1125mm

・ホイールベース:1375mm

・シート高:770mm

・最低地上高:220mm

・乾燥重量:121kg

・車両重量:128kg

・燃料タンク容量:6.5リットル

・乗車定員:2名

・タイヤサイズ(前):130/80−18

・タイヤサイズ(後):180/80−14

〈燃料消費率/性能〉

・60km/h走行時:51.5km/L

・満タン時航続距離(概算):334.7km

・最小回転半径:1.9メートル

 

〈構造〉

・フレーム:ダイヤモンド

・懸架方式(前):テレスコピックフォーク(正立)

・懸架方式(後):スイングアーム式

・ブレーキ(前):油圧式ディスク

・ブレーキ(後):機械式リーディングトレーリング

車両重量128kg・シート高770mmの足つき性能・最小回転半径1.9メートルと取り回しに関しては申し分無く、細い路地や狭い道でも比較的方向転換がしやすい小柄な車格となっています。

ちなみに車名である『バンバン(VanVan)』の由来ですが『どこでもバンバン走る事ができる』と言う走破性をアピールしたもので、まさにレジャーバイクとしてはピッタリのネーミングです。BではなくVなところがポイントですね。

【愛嬌たっぷりの外観】

バンバン200の外観を見て分かる通り、ホンダのFTR223やヤマハのTW200と同じトラッカースタイルのストリートバイクです。スズキにはこの時すでに同様のトラッカースタイルのグラストラッカーが存在していましたが、バンバン200には既視感は感じられず、個性的な見た目となっています。ではその外観について見ていきたいと思います。

容量6.5リットルの極めて小柄なタンクは、トレイルバイクらしい角ばったデザインで、フレームのメインチューブに深くめり込む様に装着されています。タンク中央にはSUZUKIの『S』の立体エンブレムがさりげなく飾られています。

タンクのおよそ半分を覆いかぶさる様な分厚いシートも特徴的で、車体のほとんどがシートなんじゃ無いかと言うくらい巨大なシートが目を引きます。私はこの大きなシートに施されたタックロールデザインを見て、イモムシの様なイメージを受けていたので勝手に『イモムシート』と密かに呼んでいました。今思えば酷い呼び名です。しかし厚みのあるシートで座り心地は良さそうです。

もともとこのタックロールシートの採用は2003年登場の特別仕様のバンバン200Zのみでしたが、2008年以降からは無印のバンバン200にも正式採用され始めました。

全体的に低めの車高なのでハンドルは少々高めのアップハンドルが採用されています。ゆったりとしたライディングポジションで、快適なライディングが楽しめそうです。

最高出力16ps/8000rpm、最大トルク15N•m/6500rpmの控えめな200ccエンジンは小ぶりな外観で、まるでおもちゃのブロックの様なデザインとなっています。そのエンジンから伸びるのはこれまたトレイルバイクらしいアップマフラー。野球バットの様な太いサイレンサーが印象的です。

バンバン200の個性がたっぷり感じられる愛嬌に溢れた外観は、女性でも魅力を感じるのでは無いでしょうか。

【迫力のバルーンタイヤ】

バンバン200の最大の特徴はやはり迫力のあるリア180/80-14の極太バルーンタイヤ。これは初代バンバン90から踏襲され続けたこのスタイリングはまさにバンバンシリーズのアイデンティティとして認知されており、この極太タイヤに惚れてバンバン200を選んだと言うライダーも多い様です。

このリアタイヤのおかげでバンバン200はより個性的で、それこそどこでもバンバン走れる様なタフな印象のスタイリングを手に入れました。真後ろから見た時の迫力も満点です。

フロントタイヤも130/80-18の比較的太めのタイヤをチョイスする事で、リアタイヤとのバランスが取られており、小ぶりな車体と相まって足回りがとても印象的なものとなっています。

【悲しくも不人気な理由】

愛嬌があり個性的なバンバン200ですが、悲しいかな不人気だったのも事実です。

その理由としてはやはりその非力さバルーンタイヤのクセが挙げられている様です。またすでに質の良いグラストラッカーと比較される事も少なく無く、やはりその物足りなさと作りのチープ感が否めなさもあった様です。また実際には見た目から連想される様なゴリゴリのオフロードに対する走破性もありません。

しかし痘痕も靨ではありませんが、このバンバン200はストリートバイクとしてはかなり扱いやすいバイクなので、割り切った付き合い方をすればハマる人にはハマる一台では無いでしょうか。

【バンバン200の中古相場は?】

気になる現在のバンバン200の中古相場ですが、高年式のタックロールシート仕様のFIモデルは意外にも40万円以上とまずまずの価格となっています。バイクブームと言うのもある様ですが、ニッチなバンバン200の良さがジワジワと再評価されてきているのでしょうか。最も高いもので50万円オーバーのバンバン200もありました。

2004年式以前のタックロールシートでは無いモデルだと20万円前後でありますが、やはり見比べてしまうと、タックロールシートが魅力的に感じてしまいますね。

カスタムパーツも少ないのが功を奏したのか、純正状態を維持した個体がノーマル車に拘る方にも嬉しいのでは無いでしょうか。

気になる方はぜひ中古のバンバン200をこまめにチェックされてみて下さい。

【のんびり屋なライダーには魅力的な一台】

如何でしたでしょうか。あまりバンバン200についてここまで語る人間はいないとは思いますが、不人気車ゆえに隠れた魅力を知って頂けていれば幸いです。

先ほども少し触れましたが、バンバン200はその非力さとちょっとしたクセのあるのも事実ですが、そのちょっとした欠点も愛嬌の様に思える魅力がたくさん詰まっているのも事実です。特に飛ばす必要の無いのんびり屋なライダーにとってはクセになる唯一無二の存在となるのでは無いでしょうか。

個性的な外観はお墨付きなので、人とは被りたくない方にもピッタリだと思います。以上、スズキ『バンバン200』のご紹介でした。

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レストアに欠かせない再メッキできます

バイクマフラーの再メッキ実験的に受付開始
お問い合わせが多かった、バイクマフラーの再メッキですが、
ただいま、実験的にマフラー再メッキの加工の受付を開始しました。
消音機が入っているものでも対応可能。

~マフラーの再メッキをされたお客様の声~

お世話になります。先日依頼した再メッキした純正マフラーの取り付けが完了しました。30年前の純正マフラーの再メッキをして頂ける業者がいない中再メッキして頂き有難うございました。出来あがりも申し分ない仕上がりでとても満足しています。
又機会がありましたらお願いします。 山口県 M様

CB400F

バイクマフラー 再メッキ

再メッキ後(車種・・・CB400F)

バイクマフラー 再メッキ

再メッキ前(車種・・・CB400F)

※マフラー&液パイにつきましては再メッキ後(再生品の為) ピンホールが原因(ガスが発生)で熱が加わった時点(エンジンをかけた)で膨れる可能性があります。
この場合は過去に何度も再再メッキしたことがありますが、同じ箇所が膨れました。よってメッキ不良ではなく、再メッキ品のためピンホールが原因だといことがわかっております。
ですので、御社にお渡しする時はもちろんメッキ膨れがない状態でお渡しいたしますが、その後膨れは一切ノークレームになります。

ウルフ125t

ウルフt125マフラー再メッキした画像

ウルフ125tマフラーを再メッキいたしました

マフラー再メッキ後

再メッキ後

マフラー再メッキ後

再メッキ前

カワサキ750RS(Z2)

1マフラー再メッキ前左側2マフラー再メッキ後左側
再メッキ前再メッキ後

 

3マフラー左側凹み4マフラー凹み修理後再メッキ後
板金前の凹み板金後→再メッキ
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メッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。

初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。

 

クロムメッキ磨き剤「ミガキング

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クロムメッキ保護剤「メッキング

メッキは磨くのではなくコーティングがおすすめ

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クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

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メッキ加工の事ならNAKARAI

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