三菱ふそうのスーパーグレートはメッキの手入れが重要?
ここではメンテナンスの方法について、詳しく解説していきます。
なぜメッキの手入れが必要なのか?メッキの構造や手入れの重要性を見ていきましょう。
また三菱ふそうのスーパーグレートについて、その特徴や魅力なども併せて紹介します。
非常に人気の高いトラックですので、愛車にしている方も多いはずです。
しっかりメンテ法を把握し、綺麗な状態をキープしましょう。
目次
三菱ふそうのスーパーグレートとは?
今回のテーマとなっている三菱ふそうのスーパーグレートですが、非常に人気の高い大型トラックです。
1996年に登場して以来、多くのドライバーに愛されてきました。
大型トラックということで一般的なドライバーにはあまり馴染みがないかもしれませんが、運送業界では大活躍しています。
最大の特徴はやはり性能の高さでしょう。
発売以来アップグレードも重ねていて、どんどん進化を続けています。
具体的にはアクティブドライブアシストやアクティブブレーキアシストといった機能を搭載していて、非常に運転しやすい車になっています。
大型トラックは長時間の走行をすることが多いですから、性能が優れているというのは安全面のことを考えても嬉しい部分でしょう。
三菱ふそうのスーパーグレートの魅力
スーパーグレートの魅力は色々とありますが、たとえばエンジンも魅力の1つでしょう。
スーパーグレートでは2つのエンジンから好きなタイプを選べます。
★6R20
★6S10
と2つのエンジンが用意されていて、6R20は総排気量が10.7L、6S10は総排気量が7.7Lとなっています。
総排気量によって最適な方を選ぶことができるわけです。
より多くの荷物を積むなど、パワーが優先されるなら6R20を選ぶ、燃費の良さも考慮したいなら6S10を選ぶといった形です。
先程も少し触れましたが、さまざまな安全機能なども搭載していますので、扱いやすく乗りやすいというのも魅力です。
ベテランからまだ経験が少ない人まで、多くのトラックドライバーに支持されています。
デザイン的にも洗練されていて、メッキ部分の手入れもしっかりと行っておけば、光沢があり高級感の演出された素晴らしい見た目を誇ります。
三菱ふそうのスーパーグレートをメンテナンスするならメッキの手入れが重要
三菱ふそうのスーパーグレートをメンテナンスする際には、メッキの手入れも欠かさず行ってあげましょう。
メッキは正しく手入れをしてあげればいつまでも光沢を維持し、綺麗な状態が続きます。
逆に言うと手入れを怠るとメッキ部分に傷がついたり、錆びたりして見た目が悪くなってしまいます。
車としての性能的にはそれほど影響ないかもしれませんが、見た目が悪くなるというのは決して良いことではありません。
長く綺麗な状態でいるためにも、メッキの手入れは優先してやってあげるのがおすすめです。
では具体的にどうやって手入れをしていけば良いのか、次の項目から詳しく見ていきましょう。
普段のメッキ手入れ
メッキはこまめに手入れをしてあげることが重要になりますので、まずは日常的にやっておくべき手入れについて紹介します。
普段からこまめに手入れをしてあげれば、光沢も失われませんし、傷や錆びの防止にもつながります。
普段の手入れとしてはやはり洗ってあげることが大切です。
特に難しいことをする必要はなく、水や洗車用の洗剤を使って洗ってあげます。
メッキパーツの表面はとても薄いので、硬いブラシなどは厳禁です。
洗車用のブラシなどを使ってしまうと、メッキパーツの表面が削れてしまい、光沢が失われたり傷がついたりします。
汚れを落とす時などはゴシゴシとこすりたくなりますが、絶対にやめましょう。
特に傷がついてしまうと修復が非常に面倒になります。
メッキを洗う時は柔らかいクロスやスポンジを使って、優しくなでるように拭いてあげましょう。
また、洗剤を使った場合は最後に必ずたっぷりの水で洗剤を落とします。
でないと洗剤が表面に残り、それが原因でメッキが傷んでしまうことがあるからです。
普段からこまめに洗ってあげるのであれば、無理に洗剤を使わず水だけで洗ってもかまいません。
メッキ磨きはするべきか?
メッキの光沢を維持するため、より輝きを増すために磨きたいと感じることも多いかと思います。
手入れとしてメッキ磨きをするべきかどうかについてですが、やり方に気をつけないと傷や錆びの原因になってしまいます。
特に注意したいのが研磨剤入りのワックスなどの使用です。
研磨剤が入っていると当然ですがメッキの表面が研磨されます。
要はメッキが削れてしまい、その下にある金属の層が露出してしまうのです。
こうなると傷として目立つようになったり、金属部分に水が入り込むことで錆びたりしてしまいます。
綺麗にするために良かれと思って磨いたのに、かえって見た目を悪くする結果になってしまうことがあります。
メッキ磨きは研磨剤入りのワックスは使わないようにしましょう。
メッキ磨きをする時は専用のコーティング剤を
メッキ磨きをして綺麗にしたい場合、研磨剤入りのタイプではなく、メッキ用の専用コーティング剤を使用しましょう。
メッキングなどに代表される専用コーティング剤は、研磨剤を使っていないので傷がつく心配もありません。
コーティング剤は特殊な被膜でメッキを覆うものなので、厳密に言うと磨くわけではありませんが、手入れの方法としては最適です。
実はメッキの表面には目に見えない小さな穴がたくさんあります。
この穴から水分が入り込み、錆びの原因となったりするわけです。
コーティング剤は特殊な液体を使い、この穴を塞ぐこともできます。
コーティング剤の成分によって穴がふさがり、より錆びに強くなるわけです。
また、同時にコーティング剤がメッキの表面に被膜を作りますので衝撃などのダメージにも強くなります。
メッキ表面をしっかりと保護することができ、とても便利です。
コーティング剤に使われる成分の違いを把握しよう
メッキ用コーティング剤にはいくつかのタイプがあります。
★ワックスタイプ
★ポリマータイプ
★ガラスタイプ
以上3つが主流です。
ワックスタイプは油が主成分となっていて、しっかりと光沢を出しつつ耐食性も持っています。
値段も他のタイプと比較して安く、入手しやすいのが特徴でしょうか。
ただし、これまでも触れているように研磨剤入りのタイプには気をつけましょう。
研磨剤が入っているとかえってメッキを傷めてしまいます。
ポリマータイプは樹脂などが主成分で、コストパフォーマンスに優れています。
ガラスタイプほど値段が高くなく、それでいてワックスタイプよりも高性能と、バランスの良いタイプです。
最後にガラスタイプですが、コーティングすることでメッキ表面にガラスのような被膜が形成されます。
硬く透明度も高いということで、保護能力も高く、同時に見た目も綺麗ととても優れた性能を発揮します。
その分だけ値段も高めですが、一度塗布すれば長期間効果を維持してくれることを考えると、手間もかからず便利です。
三菱ふそうのスーパーグレートにコーティング剤を使用する場合は、これら3つのタイプからお好きなものを選びましょう。
単純に性能の高さで選ぶならやはりガラスタイプがおすすめです。
メッキパーツに傷がついたらどうすれば良い?
長距離を走行することが多いスーパーグレートのようなトラックは、メッキパーツに傷がついてしまうことも多いでしょう。
普段から手入れを気をつけているとしても、どうしても傷が目立つようになってしまうことがあります。
では実際にメッキパーツに傷がついてしまったらどうすれば良いのでしょう?
実はこれは非常に厄介な問題です。
というのも、メッキパーツに1度傷がついてしまうと、基本的には修復できないからです。
コーティング剤を塗ることで傷を目立ちにくくすることはできますが、傷を消しているわけではありません。
見えにくくなるだけで傷は残ったままです。
傷を完全に消したいという場合、再メッキするしかないのが現状です。
再メッキというのは、改めてメッキ加工をやり直すことです。
再塗装のようなもので、再メッキをすればその過程で傷の修復も行われ、見た目を元通りにできます。
再メッキは自分で行うことはできません。
専門的な知識や技術が必要ですし、設備も要求されます。
そのため業者に依頼することになり、手間やお金がかかる方法だと言えるでしょう。
傷がひどくなれば修復方法は再メッキしかありませんので、傷をいかにつけないように普段からメンテナンスをするかが重要です。
傷防止のためにもコーティング剤を活用しよう
上記のようにメッキパーツに傷がついてしまうと修復も大変です。
傷がつかないようにするためにも、メッキパーツはコーティング剤を活用し保護してあげないといけません。
錆び防止のためにも、傷防止のためにも、光沢を維持するためにもとにかくコーティング剤が重要ということです。
メッキ手入れの最大のポイントはコーティング剤と言ってもいいくらいでしょう。
それくらい重要な存在です。
トラックをはじめ多くの車に使われているクロームメッキは表面が非常に薄く、簡単に剥がれてしまいます。
内部の下地が露出すると錆びや傷もひどくなっていきますので、薄い表面を厚くするためにもコーティング剤が有効です。
三菱ふそうのスーパーグレートをメンテナンスするなら、コーティング剤は欠かせません。
三菱ふそうのスーパーグレートは人気が高く愛車としている人も多いでしょう。
普段からしっかりとメッキの手入れをすることが重要で、そうしないとメッキはどんどん傷んでいきます。
見た目も悪くなってしまいますので、コーティング剤を活用して正しくメンテナンスしてあげましょう。
コーティング剤を使えば傷や錆びにも強くなり、メッキパーツ特有の輝きも維持しやすくなります。
スーパーグレートへのメッキ参考画像
NAKARAIメッキで加工した参考画像
※樹脂パーツへのクロムメッキ加工は新品純正を取っていただく必要があります。中古不可
エアクリナーシュノーケル ヘッド
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
エアクリナーシュノーケル ダクト
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
エアクリナーダクト
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
ミラーワイパー
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
三菱ふそうの純正クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
クロムメッキ保護剤「メッキング」
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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。