メッキホイールを修理することになる原因としては主にどんなことが考えられるのでしょう?
ここではメッキホイールによく見られるトラブルの原因をはじめ、修理の際の価格相場の調べ方などを紹介します。
愛車のメッキホイールが故障などのトラブルに見舞われれば、すぐに修理といった対処をしなければなりません。
予防するためには何が原因となるのかを知ることが大切ですし、いざ修理となれば費用がどのくらいかかるのかも考える必要が出てきます。
どちらも重要なことですので、しっかりと備えておきましょう。
・メッキホイールの修理が必要になる主な原因
まず、メッキホイールの修理が必要になるその原因についてまとめておきます。
さまざまな原因が考えられるわけですが、主な原因となるのは以下です。
★メッキの浮き・剥がれ
★ホイールのくすみ
★ガリ傷
こうした原因はどれもメッキホイールを修理に出さなければいけないほど悪化することがあります。
しかもよく見られるトラブルですので、メッキホイールを使っていればこうした事態に出くわすことは珍しくないことです。
実際に愛車がトラブルに見舞われた場合、原因を調べ、さらに修理にかかる費用についても調べましょう。
目次
メッキの浮き・剥がれについて
メッキホイールはホイールの表面にクロームメッキ加工や、スパッタリング加工を施しています。
金属の膜でホイールを覆っているような状態で、この膜が傷や錆びからホイール本体を守っています。
非常に便利な機能ですが、このメッキが浮いてきてしまったり、剥がれてしまうことがあります。
浮きにしても剥がれにしてもその原因は錆びです。
錆びを防ぐために耐食性が高くなっているメッキですが、それでも錆びてしまうのです。
というのも、メッキには目に見えないほどの小さな穴が空いていて、この穴から水分といった錆びの原因は内部へと浸透していきます。
そして内部で腐食が進み、メッキが浮き上がってきたり、ひどくなると剥がれてしまうのです。
走行中、雨に打たれるといったことも珍しくないですし、浮きや剥がれはメッキホイールの宿命とも言えるかもしれません。
ホイールのくすみについて
メッキホイールを長く使っていると、徐々にくすんでくることがあります。
最初はとても綺麗な光沢が出ていたのに、白くくすんで輝きも失われてしまいます。
これは錆びや傷などが原因となります。
たとえば小さな傷がふえてくると傷ついた部分は光沢がなくなりますので、どんどんホイール全体の光沢もなくなっていくように見えます。
そうしてはっきりと見てわかるほどくすみが進行してくる形です。
錆びや傷が原因ですので、元に戻すにはやはり修理が必要です。
ガリ傷について
いわゆるガリ傷も修理の原因となります。
縁石などにホイールをこすってしまった経験があるという方も多いのではないでしょうか?
メッキホイールは少しこするだけでも意外とあっさり傷が付いてしまいます。
そして大きな傷が残ると修理しなければいけません。
上記で紹介したくすみの原因にもなりますし、傷がひどい場合はメッキがごっそりと剥げてしまうなんてこともあるでしょう。
傷を付けてしまったらできるだけ早く修理しなければなりません。
メッキホイールの修理はDIYでも可能?
なんらかの原因でメッキホイールの修理が必要になった場合、DIYでの修理は可能なのでしょうか?
結論から言うと、DIYで可能なケースもあれば、難しいケースもあります。
たとえばメッキホイールの表面部分に多少の錆びが見られるくらいであれば、メッキ専用の錆取り剤を使うなどして除去できることもあります。
しかし、錆びが内部にまで進行していて、メッキが浮いたり剥がれるほどになっている場合はDIYでの修理はできないと考えましょう。
実はメッキの錆びというのは非常に厄介で、ある程度まで進行すると専門業者でも修理は困難になります。
そのため一度メッキを完全に剥がし、再メッキ加工するというのが一般的です。
くすみや傷についても同様で、ごく軽微なものであれば磨くなどして対処できますが、基本的には専門業者に修理してもらうのが確実な方法です。
無理にDIYで修理しようとせず、専門業者に相談するようにしましょう。
メッキホイールを修理する場合の費用はどのくらい?
専門業者に修理してもらうとなると、費用がどのくらいかかるのかが気になります。
高額な修理費用になってしまうのか、不安に感じる方もおられるでしょう。
メッキホイールの修理費用については、具体的にどのくらいかかるのか、その相場を調べるのはなかなか大変です。
というのも、原因が錆びにしろ傷にしろ、その度合によってかかる費用が大きく違ってくるからです。
たとえば傷を修理してもらうという場合でも、かろうじて目視できるほどの小さな傷を修理するのにかかる費用と、メッキホイール全体に及ぶような大きく、たくさんの傷を修理するのにかかる費用ではかなりの差が出ます。
同じ傷の修理でも状況が違えば費用も違ってくるわけです。
そのためこういう修理ならいくらかかる、とはっきりしたことは言えません。
しかも同じ内容の修理でも依頼する業者によって価格設定は変わります。
A店なら10,000円かかる修理を、B店なら7,000円でやってくれるなんてこともあるのです。
こうなるとより複雑で、メッキホイールの修理費用を事前に把握するのは非常に難しいことと言えるでしょう。
ではいったいどうすれば良いのでしょう?
メッキホイールの修理をするなら必ず見積もりを
メッキホイールの修理を専門業者に依頼するという場合、まずは必ず見積もりをしてもらいましょう。
見積もりというのは修理費用がどのくらいかかりそうかを専門業者に調べてもらう方法です。
見積もりの方法は大きく分けて2つあります。
★現物を直接見て見積もり
★ネット上で画像を使って見積もり
一般的に見積もりというと、専門業者が直接現物を見て調べることになります。
メッキホイールの状態をチェックし、修理可能かどうか、修理するなら費用はどのくらいかを判断する形です。
現在ではネットの普及により新しい方法として、ネット上での見積もりも普及してきています。
たとえばメッキホイールの写真をスマホで撮影し、その画像をネット上で専門業者に送信します。
専門業者はその画像を見ながら見積もりを行うわけです。
これで簡易的に見積もりが可能になり、オンラインで手軽に見積もり結果を見られます。
ただ、直接見ているわけではないのであくまでも簡易的な見積もりで、その後に改めて直接見て見積もりすることになります。
まずはオンラインである程度の見積もり結果を知りたいという場合に便利です。
いずれにしてもメッキホイールの修理はどのくらいの費用がかかるのか、専門業者としても見てみないと判断できません。
必ず見積もりをお願いし、その結果を見てから修理に出すか決めましょう。
上手な見積もりのやり方
メッキホイールの修理のために見積もりを依頼する場合、1つのお店だけでなく複数のお店に見積もりを依頼するのが上手な方法です。
先程も触れたように、同じ内容の修理でも費用はお店ごとに違ってきます。
より安く修理してくれるお店を見つけるためにも、複数の見積もりは重要なのです。
たとえば3つのお店に見積もりを依頼し、結果が10,000円、15,000円、20,000円だったとしましょう。
単純に値段だけで決めるなら10,000円でやってくれるお店がもっとも安く、お得となります。
複数のお店に見積もりを依頼すれば、自然と相場も見えてきます。
極端に高い、安い見積もり結果を出してくれるお店というのは基本的にありませんから、ある程度の費用の範囲内で収まります。
その平均値が修理費用の相場と考えられるわけです。
安いお店を見つけると同時に、修理費用の相場も把握することができるため、複数のお店への見積もり依頼はとても有効な方法となります。
また、見積もりの際のスタッフ対応なども同時にチェックしておけば、信頼できるお店かどうかも見極められます。
修理で失敗しないためには見積もりのやり方がとても重要なのです。
メッキホイールを使っていると修理が必要になることも出てきます。
なぜ修理が必要なのか、その原因について知っておけば効果的な予防策を講じることも可能です。
錆び対策だったり、傷対策をすることで修理することなく、長くメッキホイールを愛用できます。
また、いざ修理が必要になった時は専門業者に依頼するわけですが、費用についても調べなければなりません。
見積もりを上手に活用して安く修理してくれるお店、安心して修理を任せられるお店を見つけましょう。
複数のお店に見積もりを依頼することで修理費用やスタッフ対応などを比較することが可能です。
愛車はどのKING?
クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング愛用者の声
「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。
メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!
メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。
拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
使用車種ヴェルファイアG's N様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
メッキ加工の事ならNAKARAI
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メッキのサビ取りならSABITORIKKING
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■メッキが剥がれた
■メッキのくみすがとれない
詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。