【常に憧れの的だった『エスカレード』】
皆さんにとって憧れの車ってなんでしょうか?価格や希少性を限りを設け無ければ、夢物語の様な車種が一台は出てくるのでは無いでしょうか。車の役割は人を運ぶ・荷物を運ぶといった至極シンプルな役割ですが、せっかく乗る車ならやはり周りに自慢したくなる様な圧倒的な高級車に一度は乗ってみたいと思うのは誰にでもあると思います。
今回ご紹介するのは2020年にモデルチェンジした現行の『キャデラック・エスカレード』です。クルマにあまり詳しく無い人でもキャデラックという名前を知っている方は多いのでは無いでしょうか。そしてその大半がキャデラックは高級車というイメージを抱いているかと思います。もちろん私もその一人です。
私が免許取り立ての事はVIPカーブームで、周りの仲間はこぞって国産の高級車に憧れを持ち、中古ながら3ナンバーセダンを乗り回していたヤツもいました。
そんな中、群を抜いて目立ったのが『外車』です。VIPカーの最大の魅力はやはり高級感。外車という響きだけでステータスはグッと上がり、女性からも男性からも羨望の眼差しで見られていました。
高級外車のセダンと言えばBMWやベンツなんかは特に有名どころでしたが、キャデラックは特に尖った印象があり、高級感だけではなく『アメ車』という独特の厳つさを持ち合わせていた為、一目置かれる存在になったのは言うまでもないでしょう。
アメ車でもビッグボディのSUVである『エスカレード』は最も知名度の高いクルマのひとつで、少しでもクルマに詳しい人なら名前を聞いただけで唸る様なまさに『成功者の証』とも言える一台です。故にエスカレードは常に憧れの的となり、それは時代が移った現代でも廃れる事を知りません。
目次
【エスカレードの誕生】
そんなキャデラックエスカレードの誕生は1999年と意外に歴史の浅いモデルですが、この年代の日本はまさにVIPカーブームでしたからそれこそ当時の若者の憧れの的になったのは避けられない運命だった様に感じます。
エスカレードはアメリカの自動車メーカーであるGM(ゼネラルモーターズ)が製造するキャデラックブランドの高級SUVで、同じくアメリカ自動車メーカーであるフォードのリンカーン・ナビゲーターの対抗馬として満を持してリリースされました。
その規格外すぎるボディサイズはまさにアメリカンドリームを感じるインパクトとラグジュアリーさを兼ね備えており、日本の道路の幅では持て余すほどの車格である事は一目で分かると思います。
車名の『エスカレード(Escalade)』は英語で『登り越える』という意味があり、頂点を目指すという思いが込められたと考えられます。
【エスカレードの主な仕様】
その巨大すぎるエスカレードはコンパクトSUVが主流の現代でもかなりの存在感を示し、2020年には通算5代目となる新型が登場し、その勢いに衰えを感じられません。それではその仕様について詳しく見ていきましょう。
グレード展開はメッキパーツがふんだんにあしらわれた『プラチナム』と、ブラックアウトされた引き締まったエクステリアの『スポーツ』の二種類です。外装デザイン以外はほぼ同一となるので、購入するにあたっては悩みどころですね。
〈エンジン〉
・型式:L87
・種類:V型 8気筒 OHV
・総排気量:6156cc
・燃料供給方式:電子式燃料噴射(筒内直接噴射式)
・内径(シリンダーボア):103.2mm
・行程(ピストンストローク):92.0mm
・最高出力/回転数:306kW(416ps)/5800rpm
・最大トルク/回転数:624N•m(63.6kgf•m)/4000rpm
・仕様燃料:無鉛プレミアム推奨(無鉛レギュラー使用可)
・トランスミッション:10速AT
〈寸法〉
・全長:5400mm
・全幅:2065mm
・全高:1930mm
・ホイールベース:3060mm
・トレッド(前):1730mm
・トレッド(後):1730mm
・車両重量:2740kg
・乗車定員:7名
・燃料タンク容量:90リットル
・タイヤサイズ(前後):275/55R22 111H
〈燃料消費率※北米仕様のEPA値〉
・高速道路走行時:8km/L
・市街地走行時:5.5km/L
〈構造〉
・駆動方式:セレクタブル4WD
・サスペンション(前):ダブルウィッシュボーン式
・サスペンション(後):マルチリンク式
・ブレーキ(前後):ベンチレーテッドディスク
特筆すべきはやはりその大きさ。全長は5メートルを優に超えており車両重量はおよそ2.7t、排気量も6.0リッターオーバーと全てが規格外。自動車税は乗用車の最上限11万円となっており、燃費も『アメ車らしい』数値となっていることから維持費の高さも容易に想像が出来ます。
車両本体価格はプラチナムで1490万円〜、スポーツで1520万円〜と流石と言える価格設定です。この金額が出せる人にとっては、税金の11万なんて微々たる出費かもせれませんね。羨ましさが隠せません・・・
規格外なのはボディだけではありません。6.2リッターV8エンジンが織りなすのは最高出力416ps/5800rpm・最大トルク624N•m/4000rpmのパワフルな走り。しかしただのパワープレイヤーではなく、ダイナミックフューエルマネジメントと呼ばれるシステムを搭載。低負荷時には8気筒中の4気筒または6気筒を休止させるという意外にもトリッキーなエンジンシステムとなっています。
これによってパワフルでありながら、燃費効率を向上させるクルージングを実現しているそうです。豪快だけではないキャデラックなりの環境配慮なのでしょうか。意外に繊細な作りに驚いています。
【ブレないキャデラックデザイン】
最近のSUVの傾向としては流線型のしなやかなデザインが多いですが、流石キャデラックはエクステリアデザインにおいても一切のブレが見られません。まさに『無骨』の一言です。流行りに媚びないその潔さが、長年に渡って評価され続ける理由のひとつなのかも知れません。
先代までのエスカレードは縦長のヘッドライトが特徴的なフロントフェイスが踏襲されていましたが、5代目にしてヘッドライトデザインがガラリと刷新されました。巨大なボディとは対極的な小さめの細いヘッドライトに変更され、無骨な中にもスタイリッシュなイメージのデザインです。それによってフロントグリルの大きさが強調され、グリルの繊細なパターンが目を引きます。そして真ん中にはキャデラックのエンブレムが飾られています。
ボディは直線を基調としたデザインで、男らしい逞しく力強い外観となっています。余計な凹凸デザインを施さないフラットなボディがよりその大きさを強調している様にも感じます。ホイールサイズも大径の22インチを採用し、足回りの迫力も相当なものです。
ラグジュアリー志向の『プラチナム』は随所にメッキパーツがあしらわれ、見る者を魅了します。煌びやかでありながらその全てがいやらしく無いのは、長年に渡ってラグジュアリーSUVを世に輩出し続けたキャデラックだからこそできるセンスなのかも知れません。
一方の『スポーツ』は対照的にグリル・ウインドウモール・ドアガーニッシュに至る全てがブラック塗装されたシックなスポーツモデル。その徹底された黒さはその巨体に更に重厚感を与えると共に、アクティブなイメージを感じます。
【高級マンションの様なインテリア】
流石は生粋のラグジュアリーSUV。インテリアに関してはため息が出る様な最高の居住空間がドライバーを迎えてくれます。レザーシート・コンソール・インパネは手でゆっくりとなぞりたくなる様な、この上ない質感となっており高級ソファーに包まれている様な感覚になります。
センターコンソール下部には冷凍機能付き冷蔵庫が装備されており、まさに高級マンションの様な至れり尽せりな仕様となっています。
ドライバーシートの目の前に広がるのはデジタルメーターと大きく左右に展開したインフォメーションスクリーン。高精度の画質のディスプレイが採用され、鮮やかで精巧な画質を実現しております。
エスカレードの内装に関しては満足の一言。これほどまでに高級感のあるインテリアはなかなかありませんね。もちろんエマージェンシーブレーキアシストを始めとしたセーフティシステムも充実しており、安全なドライビングをアシストしてくれます。
【最高音質のスピーカーで車内はコンサートホールに】
文句のつけどころがないエクステリア、インテリア・・・エスカレードの魅力はまだまだあります。見た目や手で触れる質感に満足させるだけでなく、聴覚に対しても上質なクオリティでアプローチしてくれます。
車内の至る所に36個ものスピーカーを配した『AKG®︎製3Dサラウンドサウンドシステム』を搭載。立体的かつリアルな、まるで生演奏を聞いている様な臨場感のあるサウンドを車内で楽しむ事が出来ます。上質な空間で上質なサウンド。コンサートホールのVIP席にいる様な没入体験を得る事ができるのもエスカレードの魅力であることは間違いないでしょう。
【エスカレードは成功の証】
如何でしたでしょうか。全てが規格外で贅沢すぎるエスカレードはまさにラグジュアリーSUVの先駆者としては圧倒的な進化を遂げた本物の高級車だと言えます。
車体価格は1500万円前後と、価格も規格外ですがそれ以上に上質で非現実的なクルージングを得る事が出来ます。このエスカレードを所有するということは正に成功の証と言えます。
冒頭にもいいましたが、キャデラックは一目置かれた存在として現代も憧れの的でした。それは今でも全く変わらないのは間違いない事実です。
いつの時代も変わらない高級志向のエスカレードは今後も更なる高みへ登り詰めるに違いないでしょう。以上キャデラック『エスカレード』のご紹介でした。
愛車はどのKING?
クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング愛用者の声
「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。
メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!
メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。
拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
使用車種ヴェルファイアG's N様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。