【アメ車】1957年シボレーベルエア コンバーチブルは大人数で乗れるオープンカー!
1957年ベルエアコンバーチブルは今現在でも新品でネジ一本から作られています。
1957年を含むトライシェビーは今でも新車の様に乗れる唯一無二のコンバーチブルなのです。
6人乗りで荷物も沢山積めるコンバーチブルは使い勝手も抜群です!
目次
大人数が乗れるオープンカー
1957年シボレーベルエアコンバーチブルは今現在のオープンカーの主流の2シーター(二人乗り)では無く、6人乗りのオープンカーなのです!
現在のオープンカーの殆どはスポーツカーとしての趣味の車としての要素が非常に高いツーシーターのスポーツカーといった感じなのですが、この時代のアメ車のコンバーチブルはベンチシート2列の3人シートが2列の6人乗りなのです。
1957年ベルエアコンバーチブル以外にも1950年代や1960年代のアメ車はスポーツタイプのクーペやオープンカーであっても5人乗りや6人乗りの仕様となっています。
大きいサイズの車体に大きなエンジンで多人数が乗車できる。
この時代のニーズに合ったラインナップになっているのです。
現代の二人乗りのオープンカーはどうしても趣味の域を超えることはできないのでオープンカーに乗りたい…でも2人乗りで荷物もそんなに載せることが出来ない…等の理由からオープンカーを諦めている人も多いです。
しかし、アメリカが最盛期のこの時代のアメ車ならオープンカーであっても、多人数を乗せることが出来てもちろん荷物も沢山積み込むことができます。
当然趣味の車としても普段使いとしても両方をこなす事の出来る万能な車なのです!
でも…外車は壊れやすいんでしょ?しかも古い車だし…なんて思っている人も多いですよね?
1957年シボレーベルエアなら新車の様に乗れます!
アメリカが最盛期であったこの時代のアメ車、特にトライシェビーと呼ばれる1955年~1957年のシボレーベルエア、150、210は今現在でもネジ1本から新品パーツを作っているのです!
という事は、今現在でもフレーム以外は全て新品でそろえて、ほぼほぼ新車のような状態を作る事ができるのです。
新車に乗れると言っても過言ではないですね。
更には当時のオプションパーツから現代の道路事情などを考えた現代仕様のカスタムパーツ、カーショー等に出品をしてアワードを取りたい人用にショークオリティーパーツなどもラインナップされていますので、ご自身の趣味嗜好や予算などに合わせてご自身に合った車両を選びビルドメイクする事が可能です。
全てを新品パーツでそろえるとなると、当然予算的にも結構な金額となってしまうのですが、ここはというパーツのみを新品でそろえて交換などだけでも良いですね。
壊れない、ご自身の普段使いに合わせた仕様にする為のカスタムなど、今現在でも新車で購入するようにオプションを選ぶ感覚で安心してカスタムをする事が出来るアメ車になります。
購入時に交換やカスタムをしなくても購入後にこれ欲しいなと思ったタイミングや予算が出来たタイミング等自分のタイミングに合わせたカスタムも当然できます。
現代の車でも同様ですが車は使用しているとどうしても不具合や壊れてしまう事があります。
その不具合が出たタイミングや壊れたタイミングでどうせ交換するならとカスタムやオプションパーツなどを組み込んでみるのも良いですね。
コンバーチブルトップなどもオリジナルでは開閉に少し時間がかかりますが電動式などカスタムによってはとても早い開閉も可能となります。
通常の状態でもかなりお洒落でカッコ良いこの時代のアメ車なのですが、新品パーツが豊富にあるトライシェビーはご自身の趣味嗜好や使い方に合わせて様々にカスタム可能なのです。
オリジナリティーを突き詰めることもできますね。
1957年はトライシェビーラストイヤーの特別感がある!
1957年はトライシェビーのラストイヤーモデルとなります。
この為1955年や1956年のトライシェビーとは違い特別感のあるデザインが特徴的です。
ラストイヤーだけあって特別な完成されたデザインになっています。
サイドモールのパネルデザイン
1957年のベルエアはサイドモールデザインの洗練された仕様は見て頂けたら分かるかと思いますが、1955年と1956年との違いはサイドモールのモール間にあるパネルデザインとなります。
このサイドパネルは1957年以前は元より1957年以降のアメ車でも採用している車両は殆どありません。
という事は1957年のサイドパネルは非常に特別感のあるデザインだという事が分かりますね!
一見するとツートンカラーなどで色分けしてあるだけなのかな?と見間違えてしまう人もいるかもしれませんが、サイドモールのテール付近の中央部のデザインはカラーリングでのデザインではなくメタルパネルがはめ込まれているパネルデザインとなっているのです。
コンバーチブルやクーペ、ステーションワゴンのノマドなどの2ドア仕様のベルエアの場合は両サイドに1枚パネルでのデザインとなりますが、4ドア仕様のセダンやステーションワゴンでは後部ドアとテール部分の2ピースデザインのパネルとなっています。
パーツを選ぶ時にはこのドアの枚数には注意して下さいね。
パネル自体も近くで見て頂くと分かるのですが、ストライプ模様が付いていてとても繊細なデザインとなっているのです。
更にBelAirのロゴにエンブレムも付いていますので高級感があるデザインとなっています。
現在ではこのパネルは誰でも購入して付けることができますが当時ではベルエアグレードのみの特別なデザインとなっていましたので、このパネルが有るのと無いのとでは大きな差があったことでしょう。
モールデザイン等もベルエアと210、150とでは違っていましたので一見すると同じデザインに見えますが細かい部分ではグレードに合わせてデザインが変わっていますので当時はもちろんですが、現代でも見る人が見たらなんだ…ベルエアじゃぁないのね…なんて思われてしまうかもしれません。
やっぱり特別感のあるベルエアが良いですよね。
1957年だけの特別なボンネットマスコット
1957年はラストイヤーだけあってボンネットマスコットも他のトライシェビーとは違います。
1955年と1956年では飛行機デザインのボンマス(ボンネットマスコット)ですが、1957年のボンマスは飛行機ではなくロケットデザインのボンマスが2個も付いているのです!
1956年までのボンマスは定番のボンネット中央部に1個のデザインなのですが、1957年のボンマスはロケットデザインが中央ではなく中央を外した位置に付いています。
中央にはボンネットの形状を上手に活用して正面となる位置にChevroletのロゴデザインが付いています。
更にエンジンがV8エンジンの仕様の車両にはChevroletの下にV型のエムブレムが付きます!
このV型のエムブレムが付いているのかいないのかも当時のステータスになっていた事でしょう。
現在ではインラインシックスでもV型エムブレムを付ける事が出来てしまいますけどね…
当然V型エムブレムは付いていた方が格好良いですので是非つけたいですね!
V型エムブレムとChevroletロゴのエムブレムはボンネット以外にも後方のトランク側にも付いています。
ちなみにスポーツワゴンのノマドはトランク側エムブレムロゴがChevroletではなくNomadになっていますのでステーションワゴンの中でもノマドは特別感があるデザインとなっています。
1957年ベルエアにはサイドにエアスクープが…
1957年のベルエアには再度のヘッドライト後方付近にエアスクープがあります。
といっても本当に穴が居ていて空気を取り込むという事は無く、あくまでもデザイン上のダミーエアースクープとなります。
空気を取り込むところはヘッドライト廻りが網目状になっていてそこから大量にエアーを取り込むことが出来ています。
外気混入と内気循環の切り替えや暖房等でこのヘッドライト廻りのエアーが使われています。
エアスクープのデザインによってよりスポーティーな印象を受けるデザインとなっていますね。
このエアスクープ部分もベルエアグレードのみクロームパーツが付いてよりはっきりとエアスクープを認識させることが出来ています。
150などではクロームパーツが付きませんのでパーツが付く部分のヘコミがあるだけになります。
良く見たらエアスクープがあるのかな?といったデザインになりますね。
しかし、このヘコミがあるのとないのとではデザイン的に結構大きな差があります。
私の知り合いのカスタムビルダーが制作したフルスムージングのベルエアでこのダミーエアースクープもフラットにした車両を見ましたが、かなり印象が変わっていました。
1956年に採用されたアレも勿論継承されています
1956年から採用されたアレも1957年にしっかりと採用されています。
日本ではこの仕様は少し面倒になる場面もありますがその分特別感を味わうことができます。
アレとはテールフィンに隠されたフューエルリッド(給油口)ですね。
普段はテールフィンにあるクロームパーツによって隠されていてある場所をカパッと開ける事によって給油口が現れます。
両サイドに同じデザインのクロームパーツのピースとなりますので一見すると何処に給油口があるのか知っていないとまず見つけることが出来ないようになっています。
本来なら1ピースで良いパーツなのですが3ピースに分けることによって蓋になって開閉する部分が違和感なくデザインとして収まっています。
1956年では上下に開閉するデザインであったためにパーツをひねっての開閉となっていましたが、実はこのロックする為にひねる行為が耐久的に消耗しやすく1957年では蓋となる部分にロック昨日は採用されずに横に開閉するデザインを採用して耐久力も上がっています。
私個人的には1956年のひねってロックする構造の方がより見つけることが困難で結構好きなデザインではありましたが…この給油口を車両のデザインを損ねることなく隠すという技術…現代の車両でも採用して欲しいと思っています。
しかし、日本のガソリンスタンド事情を考えるとなかなか厳しいんでしょうね…
アメリカでは基本セルフで給油をするのですが日本でもセルフで給油するガソリンスタンドは多くは鳴ってきていますが主流はまだまだガソリンスタンドスタッフによる給油方法が多いですよね。
この事から誰が見ても分かる位置に給油口が無いと効率的ではないや消防法等の大人の事情があるんですよね。
まとめ
1957年シボレーベルエアコンバーチブルは大人数が乗れて荷物も沢山運べる万能な車です。
更にはビンテージカーでありながら現代でもネジ1本から製造している車両の為新車の様に乗る事も出来るアメリカでも大切にされている特別な車。
トラブルや不具合、壊れた際にもすぐにパーツを用意できる為、安心して普段使いも出来てしまうビンテージアメ車。
アメリカでもトライシェビーは後世に残していきたい特別なアメ車なんですね!
現代のインスタ等の映え写真にももってこいの特別なアメ車に間違いなしです。
シボレー のメッキ手入れ
クロムメッキパーツのシボレーの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。