【アメ車】1956年シボレーベルエア ステーションワゴンの魅力は今にはないデザイン!
1956年シボレーベルエアはトライシェビー中期のデザインで今にはない特別な座席と個性的なエクステリアにインテリアがとても魅力的です。
1950年代のアメ車を代表するデザインのテールフィンもありますが控えめで主張することなく1956年のシボレーは秘密のアレに使われているんですよね!
目次
1956年シボレーステーションワゴンの魅力その1
アメリカが最盛期だった頃の車になりますのでインテリアとエクステリアがとても豪華です。
いたるところにクロームパーツがふんだんに使われていますので輝きが今の車とはかなり違います。
インテリアでは細かいところまでクロームパーツであしらわれていて現代の高級フラッグシップ車の豪華さとはまた違った豪華さがあります。
例えばフラッグシップスポーツクワゴンのノマドですと天井の縫い目の位置に全てクロームトリムがあしらわれています。
その他クロームパーツがふんだんに使われていますので特別感を味わうことができます。
当時はこのノマドを購入するしかなかったインテリアトリムなどもトライシェビーなら今でも新品パーツを手に入れることができますので、ノマド以外のステーションワゴンでもノマドのようなクロームパーツをふんだんに使ったインテリアにすることもできます。
更にはカスタムでオリジナルでクロームにカスタムするのも良いですね!
また、ダッシュボードなども今ではフロントガラスに反射しないようにグレーやベージュ(タン)等になっていてエクステリアに合わせたカラーリングを施してあるなんてことは無いのですが、この当時のアメ車はインテリアとエクステリアの両方を統一したカラーリングでデザインされています。
コレによって外から車内を見た時にもエクステリアとの統一感があってとてもステキで魅力的に感じられるのです。
当然インテリアはダッシュボード以外のシートや天井に至るまで他のカラーリング全てがエクステリアと一体感のあるカラーリングとなっていますので運転中や乗車している時は勿論、駐車場に止めてある時にもその魅力は最大限に発揮されます。
外観の特徴的なデザインで興味を持って近づいてきた人はインテリアを見てさらに驚くこと間違いなしです。
内外装共に今の車には無い特別感が味わえるアメ車です!
1956年シボレーステーションワゴンの魅力その2
特徴的な外観が魅力的です。
1950年代のアメ車はどの車も特徴があってとても魅力的なのですが、中でもステーションワゴンはセダンやクーペなどと違い現代ではなかなか見なくなったボディースタイルです。
最近ではミニバンが主流となっていますのでステーションワゴンのボディースタイルはまさに今乗るべきボディースタイルなのかもしれませんよ!
セダンやクーペ、コンバーチブルとステーションワゴンで大きな違いと言えばそのボディー形状なのですが…サイドのデザインが特徴的な違いになります。
サイド上部デザイン(窓の下側)がセダン、クーペ、コンバーチブルでは後部座席付近で一度下に下がってそこからフィンまで盛り上がっていくデザインとなっています。
セダンでは後部座席のドア中央部あたり、クーペ、コンバーチブルではドアが1枚ですのでドア後方すぐですね。
このデザインによって筋肉質でマッスルな印象を与えるとともにエクステリアのツートンカラーの境目を上手に創りだすことが出来ています。
このカーブデザインがステーションワゴンにはありません。
ステーションワゴンのボディー形状のみフラットな形状になっています。
フロントからリアまでフラットですっきりとしたサイドラインを作っています。
フラットラインによってより長く大きく見えるようになっています。
ツートンカラーの場合通常カーブがある位置でトリムによって色分けを出来るトリムデザインとなっていますのでとてもお洒落なステーションワゴンとなっています。
1956年シボレーステーションワゴンの魅力その3
1956年のシボレーは150(ワンフィフティー)、210(ツーテン)、ベルエアどれも同じデザインのテールフィンを持っています。
この控えめですがクロームパーツがふんだんに使われたテールフィンが魅力的です。
更に1956年からこのテールフィンにアレが付いているのです!
アレ…って何の事なのかベルエアやビンテージカーを知っている人は気が付いているかと思いますが1956年のシボレーには今の車には当たり前に付いていて誰でも分かるアレが付いていないのです。
通常の国産車の場合は誰が見ても分かる位置についているアレが…
そうです、フューエルリッド(給油口)が1956年のベルエアには付いていないのです!(実際には付いていますが…)
では、何処からガソリンを給油するのでしょうか?
このフューエルリッド(給油口)がテールフィンの中に隠れているのです!
ベルエアに乗っている人や知っている人しかこの給油口はなかなか見つけることが出来ない場所にありますよ。
トライシェビーではこの1956年と1957年の2年間、1955年以外はこのテールフィンにフューエルリッドが隠されています。
しかも1956年のフューエルリッドは隠されているだけでなくロックもされていますので一手間かけないとフューエルキャップを見つける事も出来ません。
テールフィンの後部のクローム部分、テールライト(ターンシグナル)の部分を開くことでフューエルキャップが見えてきます。
特徴的なテールランプ上部の縦になっているクロームパーツを横にひねる事でこのテールランプ部分を開くことができます。
縦になっているパーツを横にするのです!
コレが分かっていないとテールフィンにフューエルリッドが隠れているという事が分かったとしてもあけて見つけることが出来ないのです。
こういったギミック的な遊び心もとってもステキで魅力的ですよね!
当時はガソリンの盗難などの防止のために多くのアメ車はフューエルリッドが隠されてありました。
例えばライセンスプレートの裏など様々な場所にフューエルリッドを隠して盗難防止対策をしていたのです。
年代や車種、メーカーによって給油口の位置が違うとガソリンスタンドの人は困らないの?なんて疑問が日本の人は思い浮かぶかもしれません。
しかし、日本とアメリカとではこのガソリンスタンド事情が違いますので、それぞれ給油口の場所が違っていたとしても全く問題はありません。
どうい事なのかというと、アメリカのガソリンスタンドの場合は自分自身で好きなオクタン価のガソリンの場所に車を止めてその場所にガソリンを出して下さいとガソリンスタンドスタッフに言って給油は自分自身で行うスタイルだからなのです。
日本ではガソリンスタンドスタッフが基本的には給油をしてくれますよね。
アメリカではドライバー自身が自分で給油をするのです。
日本ですと最近多くなってきたセルフスタイルの給油方法を思い浮かべて頂くと分かりやすいですね。
ただ、ガソリンの種類が日本とは違いますのでアメリカでガソリンを給油する場合は気をつけて下さいね。
日本ではハイオク、レギュラーがガソリン、他に経由と車ではありませんが灯油がありますよね。(ガススタンドや電気自動車の充電なども最近ではありますよね)
アメリカではオクタン価の違いによるガソリンを選ぶスタイルとなります。
このオクタン価が高いものを日本ではハイオクと言っています。
どれもガソリンですがオクタン価の違いで価格などが分かれています。
基本的には低いオクタン価のガソリンでアメ車は十分な性能を出すことができますので無理にハイオク単価のガソリンを給油する必要はありません。
この隠された給油口こそが人によっては一番の魅力になるのかもしれませんね。
知らない人からしたら「おぉ~!そんな場所に隠されていたの!?」と必ず驚くことでしょう。
見た目等で特別感がありますがさらにこのようなギミックでより特別感のあるビンテージカー…これぞアメ車という特徴を兼ね備えた特別感のあるアメ車なのです!
1956年シボレーステーションワゴンの魅力その4
1956年ベルエアステーションワゴンで忘れてはならないのがエマージェンシングシートになります!
エマージェンシングシートってなに?と思われる人もいるかもしれませんが、緊急的に必要な時に使う事の出来る特別なシートの事です。
日本車にはこのエマージェンシングシートは付いている車はありませんが、バスの補助席を思い浮かべて頂けると良いかもしれません。
形状や場所は違いますが緊急時に必要な時に使う事の出来る特別なシートですね。
補助席というよりも今現代では特別な特別席と言った感じの方がしっくりきます。
バスの様に席と席との間にあるシートではなく特別な場所に隠してあるシートになります。
この場所もフューエルリッド同様に知らないと見つけることが出来ない場所に隠してあるのです。
場合によっては販売しているショップスタッフも知らないなんてこともある程です。
日本では車検にて車を管理していますので乗車定員が決まっていますのでこのエマージェンシングシートも乗車定員とするのか否かも登録時に考えると良いかもしれませんね。
この特別席はなんと!進行方向とは逆向きに座る座席スタイルとなっています。
逆向きに座ることの出来る特別なシートは緊急時などに使用する目的ではありますが、1956年ノマドなどステーションワゴンを手に入れた際には是非乗ってみたい席ではないでしょうか。
この特別なシークレットシート…実はラゲッジスペース最後部にあるのです!
後方の荷物を入れる場所のすぐ下にあるのです。
開けてみないと分からない場所にあるのでショップスタッフも見落としてしまっている事も多いです。
当時はグレードやオプションでこのシート設定はありましたが、現在このシートが付いているステーションワゴンは結構少ないですので見つけた人はとても貴重な車両となります。
通常はこの場所にはスペアタイヤなどが格納されていますがシートになっている場合はスペアタイヤは車両の下に格納されています。
一番カッコ良いのはコンチネンタルキットでのスペアタイヤですけどね!
この時代のスペアタイヤと言えばコンチネンタルキット(コンチキット)でわざと目立つ位置にスペアタイヤをケースに入れて着飾るのが一番カッコ良いです!
まとめ
1956年ノマドなどのステーションワゴンは今に無いデザインを兼ね備えた特別感のあるアメ車になります。
今の車とは違ってアメリカが最盛期の時期の車ですのでクロームパーツもふんだんに使われていますので現代の高級車とは違う特別な高級感があります。
更にはテールフィンに隠された給油口や緊急座席など普段は隠されていて必要な時にそのギミックによって出現するという特別仕様!
所有者は当然ですが、所有してからまわりの人にも自慢できる特別な仕様です!
今だからこそ乗ってみたいアメ車の一つではないでしょうか。
シボレーベルエア ステーションワゴン のメッキ手入れ
クロムメッキパーツのシボレーベルエア ステーションワゴンの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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詳しくは:メッキパーツ相談室まで
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。