ASHOK LEYLAND「アショク・レイランド」| インドのトラックメーカー紹介

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画像参照元…アショク・レイランド公式ページ

ASHOK LEYLAND(アショク・レイランド)はインド・チェンナイに本社を置くトラック・バス・軍用車両を開発・販売する自動車メーカーです。
HINDUJA(ヒンドゥージャ)グループの一環でインドには9つの製造工場があります。

トラック・バスの市場は国内では2番目に大きく、世界規模では19番目に大きいトラックメーカーとして知られています。

約74年の歴史があるASHOK LEYLAND(アショク・レイランド)ですが、日産とも合併事業をしていた時期もあるのです。

今回この記事では、ASHOK LEYLAND(アショク・レイランド)の歴史に触れつつトラックメーカーとしてどのように業績を伸ばし続けたのかをわかりやすく解説していきます。

インドのトラック市場は日本の3〜4倍とも言われています。この市場で活躍するメーカーの秘密に迫ります。

ASHOK LEYLAND誕生と功績

まずは、Ashok Leylandの誕生と功績について解説していきます。
約74年の歴史の中で起きた事例や業績などをわかりやすく解説しています。参考にしてください。

1948年9月|ASHOK MOTORS誕生

Ashok Leylandの原型であるAhok Motorsは、1948年9月7日に設立されました。

インドの実業家RaghunadanSaran(ラグナンダン・サラン)は、Austin Motors Company(イギリス)の支援を受け共同で設立されました。
Ashok(アショク)の由来は、ラグナンダン・サランの1人息子の名前から命名されています。

翌年1949年には、エンノーレ(マドラス北部)に設立した組み立て工場で生産を開始し、Austin(オースティン)車「A40」が発売されました。

1950年、Leyland(イギリス)と契約が結ばれ、「7年間、Leylaodトラックを輸入・組み立て・製造する権利」を取得し、1951年にはLeylandシャーシの組み立てが開始されています。

1955年|Ashok Leylandに改名

1953年、RaghunadanSaran(ラグナンダン・サラン)は不慮の飛行機事故によりこの世を去ります。

しかし、その後も商用車の製造は行われ業務は進歩していきました。
その功績もあり、1954年には政府から「年間1,000コメットの製造ライセンス」が与えられています。

商用車の製造ライセンスを政府から承認され、Leylandからの出資により1955年に「Ashok Motors」は「Ashok Leyland」と改名しました。その後、Leyland MotorsとBritish Motor Holdings(ブリティッシュ・モーター・ホールディングス)が合併し「ブリティッシュ・レイランド」となりましたが経営は悪化してしまいます。
1986年にはローバーグループに改称され、Ashok Leyland株の保有者はランドローバー・レイランド・インターナショナル・ホールディングス(LRLIH)となります。しかし、1987年にはヒンドゥージャ・グループとイヴェコとの共同買収により、イヴェコの技術供与を受けることになりました。
最終的にヒンドゥー・グループがイヴェコの残り株を買い取り、ヒンドゥー・グループの旗艦として現在に至ります。

1960〜1980年|Ashok Leylandの功績

Ashok Leylandに改名してからの主な業績・功績をこちらに記載します。

  • 1967年:インド初2階建てバス「タイタン」発表
  • 1970年:インド陸軍へ特別設計した軍用車両を納入
  • 1980年:インド初「125hpエンジン搭載」13トン大型トラック「Tusker」多軸トラック「Taurus」を販売
  • 1960年からの20年は、Ashok Leyland成長の年として急成長がなされました。

ロンドンで有名な2階建てバスの技術を取り入れ、インド国内では初となる2階建てバス「タイタン」を販売を開始しました。
さらには、軍用車両の開発も手掛け「6×4ティッパー」を1,000台陸軍に納入しています。

1972年には1万台の製造ライセンスを国から認可してもらい業務が拡大したのです。
1974年の業績は10億ルピーで売り上げ記録を塗り替えました。
(1ルピー=約1.73円)

1990〜1995年|テクニカルセンター・トレーニングセンター設立

1990年、Ashok Leylandは待望のテストコース施設を設立することに成功しました。
マドラス郊外Vellivoyalchavadiにあるテクニカルセンターに設置され車両のテスト走行ができるようになり膨大な開発データベースの収集が可能となります。

1993年には、インド自動車会社で初となる「IOS9002認証」が取得され、2年後の1995年には「IOS9001認証」が取得されました。

1995年には「ドライバートレーニング施設」を設立しています。
タミルナードゥ州ナマカルに設立したトレーニング施設はトラックコミュニティが盛んな地域です。

現在Ashok Leylandでは、インド国内にドライバートレーニング機関を12ヶ所設立しています。
創業以来、180万人以上のドライバーをトレーニングしてきました。

Ashok Leylandの現在

Ashok Leylandは現在、1〜55トンまでのトラック・トレーラーを製造し国内外に販売をしています。
顧客のニーズに合わせてトラックをカスタマイズでき、最新のi-GEN6テクノロジーを搭載したAVTRとLCV-BadaDOSTがビジネスを進化させてくれます。

また、Ashok Leylandのネットワークサービスの一環として、

  • 1721の専用タッチポイント
  • 11,000のアウトレットを含む52,577のタッチポイント

が設立されました。
このネットワークは、主要高速道路において75km毎にサービスセンターが配置できる仕組みとなっています。
「4時間以内に顧客に連絡」「48時間以内にトラブルを解決」できるシステムAshokLeyland QuickResponseにより顧客の信頼を得ることに成功したのです。

さらに、顧客のニーズを満たすためAshok Leylandは、インド国内に12のドライバートレーニング機関を運用し創業以来180万人のドライバーをトレーニングし育成してきています。

日産自動車と合併事業(2008〜2016年)

2008〜2016年の間、Ashok Leyland は小型トラック製造・開発を目的として日産自動車と提携し合併事業を展開していました。

Ashok Leylandが小型商用車(LCV)分野の参入への取り組みの際、パートナーとして協業を名乗り出たのが日本の日産自動車です。
日産自動車は当時、LCV(小型商用車)分野の事業拡大を目標としていました。このことがきっかけで、2007年10月に合弁包括契約に調印、2008年5月に合併会社3社が設立されています。

  • アショクレイランド・日産ビークル(株):小型商用車の製造
  • 日産・アショクレイランドパワートレイン(株):パワートレインの製造
  • 日産・アショクレイランドテクノロジー(株):研究開発

開発したトラックは、双方のブランドとして販売することとなりました。

2011年「Dost(ドスト)」販売

小型商用車の販売第1号は、2011年9月でした。
積載量1.25トンのキャブ式トラック「Dost(ドスト)」が発表され、ホスール工場(インド)で生産をしています。

翌年の2012年には、日産と共同開発した複数の小型商用車を「ニューデリー・オートエクスポ」に出展しました。
出品した車種は、

  • Dost(ドスト)
  • Stile(スタイル):日産・エバリアがベース
  • Partner(パートナー):日産・アトラス/キャブスターがベース

この3台が出品され話題となり、注目されました。

しかし、約8年間の合併事業でしたが黒字化に至らず合併事業は解消されています。

ASHOK LEYLAND|AVTRトラクター5525シリーズ

ここからは、Ashok Leylandの技術が満載のAVTR55tトラクターを紹介します。
AVTRとはビジネスを次のレベルへ変革するシステムで、インターネットを使用した負荷・地形・アプリケーションがオプションとして使用されているのです。

インドの排ガス規制BS-Ⅵ(バーラト・ステージ6)の基準をクリアした「I-GEN6テクノロジー」を搭載したAVTRトラクター5525シリーズを紹介していきます。

AVTRトラクター5525シリーズ|エンジン

エンジンには、インド排ガス規制BS-Ⅵ(バーラト・ステージ6)をクリアした「I-GEN6テクノロジー」を搭載した直列6気筒ディーゼルエンジンです。

  • 最大馬力:184~185kW@2200~2400rpm(250HP)
  • 最大トルク:900Nm@1100~1900rpm

ギアボックスは9速のシンクロメッシュを採用し構成されています。

AVTRトラクター5525シリーズの特徴

強いパワーと粘りのあるトルクが特徴的なエンジンを搭載し、最新のNoxテクノロジーによりコンパクトで再生時間が長いコスパの良い排気システムとなっています。

インド国内で180万人以上のドライバーをトレーニングしてきた情報を元に構成したアプリケーションが、負荷・道路状況を判断し最適化したドライブラインを作成します。

国内製造のパーツを使用し、強固で耐久性に優れているのでメンテナンス期間を最大限に引き伸ばし、ユーザーの経済コストに大きく貢献しているのです。

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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トラックメッキクリナー前後の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

メッキング&サビトリキング愛用者の声

舟形バンパー

サビトリキングとメッキングで今日も新品同様な輝きに

これがあれば、年末の大掃除も楽しみですね

今回は舟形バンパーのナマズさんをピカピカにしました

これから大掃除をお考えの皆様

今年の汚れ今年のうちにですね

http://ygcikasetsu.hamazo.tv/d2012-12-12.html

静岡県 K様

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

1.
メッキング重ね塗布1回目

2.
メッキング重ね塗布2回目

3.
重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

  • 見た目重視の場合は薄く
  • 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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ステンレスにもメッキングを強くおすすめします。

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Q.寝台パネルの黒ずみがとれませんサビトリキングでとれますか? 仕事がら雪道をよく走ります。影響ありますか?

.黒ずみがとれません

A.画像確認しましたが、雪道をよく走るという事ですので、塩化カルシウムの影響でクロムメッキが変色したものだと思われます。クロムメッキは空気中では変色しにくいのですが塩酸に弱いのです。一度変色してしまうと元には戻らないです。新品綺麗な状態のときにメッキングを強くお勧めいたします。メッキングは塩化カルシウムからクロムメッキを守ってくれます。

詳しくは:メッキパーツ相談室まで

クロムメッキの事についてもっと知りたい方は

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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る